赤本
Sat, 08 Jun 2024 10:07:25 JST (166d)
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概要
- 昔からある、過去問集の代名詞的存在である。
特徴
- 表紙が灼けやすく、赤本というよりは橙本になりやすい。
- 解答・解説の質はあまりよろしくないことが多い。
- 様々な予備校の講師が当番制で作成する。
- 原稿料は上位校ほど高いらしいが、奈良県立医科大学でも5万円程度しか貰えないそうだ。
- 渡辺幹雄師も、東大の赤本は世界史の大論述さえ大学院生が書いたものであり、解答例としては不十分としていた。
- 武富直人師も学生時代、無名大学の赤本を作成していたとのこと。
- 私立高校の数学教師が依頼されて書いていることも多いらしい。
- どうしても解答に納得できない時は講師に質問してみよう。
- 大学側の正しい解答は誰にも分からない以上、赤本に限らずどの答えも鵜呑みにすることなく、多面性を持って問われていることを考える事が肝要である。自分の答えとの差異を研究し、作成プロセスを詳らかにすることも勉強になる。
- 「大事なのは解答例の違いじゃないの!共通点なの!」(大島師談)
- マイナー校の解答は誤植、誤答が地味に多い。
- 玉石混淆であり、中には青本より優れた解答・解説もあることはある。
- 本番同様にやるならば記載されているQRコードを読み取り、ホームページ上の音声データを使った方が良い。
- 駿台各校舎にも常備されている。
- 校舎によって品揃えにバラツキがある。
- 単科医大など出版数の少ない大学のバックナンバーはプレミアムが付いており、駿台でもパクられやすい。
- 出版社に注文してもバックナンバーは販売してくれない。
- プレミアムが付きやすい半面、ブックオフでは廉価で売られていることもある。
- どうしてもという人のみに注文で販売するようである。
- 2024年(2025年度受験用)にリニューアルされ、赤色がやや薄くなりタイトルなどの字体も細くなった。
難関校過去問シリーズ
- 難関大の科目別過去問題集。
- 1965年シリーズ刊行。
- 年度版の発売ではない。