深く学べる有機化学 のバックアップ(No.1)


夏期講習

【2024年度新設】(冬期講習より移動)

設置校舎 Edit

 高卒全校舎

概要 Edit

  • 元々は、冬期講習『化学特講I(有機化学の完全征服)』だった。
    • 1997年度はまだ『化学特講I(有機化学の完全征服)』。
  • ?年度に『化学特講I(有機化学の完全征服)』から『化学特講III(有機化学の完全征服)』に名称変更された。
  • 冬期講習は有機化学の演習系の講座が新設され、テキスト作成は岡哲大先生が担当される模様。(岡先生のXより)
  • 2024年度からテキストを岡哲大先生が作成される有機化学の演習系の講座に生まれ変わる。

特徴 Edit

  • 電子論を用いて有機化学を体系的に理解することが目標。
  • 受験レベル+αを解説する講座である。
  • 講座自体は非常に良質で、ある程度のレベルの学生ならば有機化学の実力は最高レベルまで引き上げられる。
  • 誤解されがちだが、この講座に付いて行くだけならば、夏期の『化学特講I(計算問題)』ほど高いレベルは要求されない。
    • しかし、冬期講習としてはかなり重い。センター試験に自信があり、ギリギリまで二次力を付けていきたい人や、受験以降の先を見据える余裕のある人orもう1年浪人する計画で勉強している人でない限り勧めることは出来ない。
  • 電子論を初めて知るという人には、時間的余裕を考えても、とてもお勧めできない。
    • 通期で電子論をある程度理解した人(電子論を主軸にして解説しない講師が担当でも、星本悦司先生ぐらい言及されていれば大丈夫)が最後の仕上げに受けるといった感じだが、その場合も通期の復習に時間を当てた方が賢明だろう。
    • 時期を考えても、志望校の有機化学の過去問を解いた方が好ましい。
      • 過去問の解き方と答えを全て覚えてしまうほどにやってしまうのならば良いかもしれないが、このような余裕は殆どの人はない、と言っても過言ではない。
    • 校内生は後期『Part2』の授業で有機化学の入試対策は万全なので、後期授業の復習をしっかりすると良いだろう。
  • 石川正明先生担当でも一番小さい教室が使われる程受講者が少なかったこともある。
    • そして、1時間毎に数人ずつ消えていく(授業が悪いと言う訳では決してない)。
    • 嶋田竜人先生曰く、「(申込締切が連発する)石川正明先生担当分の講座でさえ当日申し込みをしたとしても、空いているくらい人はいないです。講座が近づいてきて、各教科のセンターが固まってると思うのなら受けなさい。」

テキスト Edit

  • 作成は石川正明先生。
  • 分厚いテキスト。
    • 2019年度は403ページ。これは駿台のテキストの中でトップレベルで分厚い。
  • 参考用に最初の章に混成軌道について書いてあるが自習扱い。
    • 物質の名前の英語名での付け方も書いてある。
  • 駿台文庫の「原点からの化学シリーズ」の『有機化学』と構成は似ている(著者が同じなので当たり前)。
  • 以前は「付録、解答・解説集」が別冊だった。

授業 Edit

  • 予習で分厚いテキストを読んでいることが大前提。
    • 細かい所を中心に説明してから講義用問題を解く。
  • 有機全分野扱うため、どの先生で受けても講義の説明時間に余裕はなく、延長して何とか終わる。
    • 時間が被らないように前後に授業は入れない方が良いだろう。

担当講師 Edit

 

石川正明