日本史の論点 のバックアップ(No.3)
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駿台受験シリーズ
日本史の論点
論述力を鍛えるトピック 60
ISBN10:4-7961-1828-4
ISBN13:978-4-7961-1828-6
著者:塚原哲也、鈴木和裕、高橋哲 共著
出版社:駿台文庫
発行日:2018年4月25日
仕様:A5判/255頁
対象:高校向
分類:高校(社会:日本史)
価格:1,012円 (本体920円+税)
概要
- 東大、京大、一橋などの論述対策の参考書。
- 塚原哲也師が2011年度まで担当していた特設単科講座?で使った素材を発展させ,さらに解説の文章をつけたもの。(塚原師のウェブサイトより)
- 元々は『入試対策演習ACCESS 日本史の論点―論述力を鍛えるトピック60―』として学校専売品(高校採用限定図書)だったが、多数の要望を受けて、遂に市販された。
- なお、学校専売品のものは市販のものよりもサイズが大きい。内容も少し変わっていたりする(資料の追加など)。
特徴
- 東大、京大、一橋などの論述対策に打ってつけの参考書。この一冊で大体の論点を網羅できるため、過去問をやる前や、過去問との併用にちょうど良い。また同じ著者の参考書なので、塚原先生執筆の『東大の日本史25カ年』や鈴木和裕先生執筆の『一橋の日本史15カ年』と相性が良い。
- 60ほどの入試頻出テーマの文章が記されており、それを要約する中で論述に向けての知識や表現力を磨いていく構成である。別冊の例文集は要約例が記載されている。
- 学研の野島博之先生のブログでも紹介されており、日本史の論述対策のバイブルとして徐々に受験生に浸透してきている。
- 本書の内容(定石)を習得すると、論述が非常に書きやすくなる。
- 教科書を読んでいるだけでは書きにくい部分(意義や影響などの抽象的な部分)が習得できる
- 60ほどの入試頻出テーマの文章が記されており、それを要約する中で論述に向けての知識や表現力を磨いていく構成である。
- 別冊の例文集は要約例が記載されている。
- 一冊で大体の論点を網羅できるため、過去問をやる前や、過去問との併用にちょうど良い。
- 塚原哲也師執筆の『東大の日本史27カ年』『日本史実力強化書』や鈴木和裕師執筆の『一橋の日本史20カ年』と親和性が高い。
- 日本史の論証集と言えるのが,『日本史の論点 −論述力を鍛えるトピック60−』(駿台文庫)です。(本人X(旧Twitter)より)
- 東大日本史の場合,論証集にしたがって短文を暗記したからと言って,問題に対応できるとは限らない。
論述問題を解く際,メモを作成する段階で『日本史の論点』を参照する,という使い方がお勧め。
- 東大日本史の場合,論証集にしたがって短文を暗記したからと言って,問題に対応できるとは限らない。
使用法
以下は塚原先生がSNSに掲載した、使い方の一例(要約)である。幸運にも本書を入手出来た人は、この機会を最大限に活かそう。正攻法にも色々やり方があることがわかる。
- 正攻法
最初に論点に含まれる「問いの型」を確認する。そして,「問いの型」に対応して必要な作業(「本書の活用法」参照)を意識しながら文章を読む。次に,例文集と本編を見比べてみる。例文集で要約されている内容がどこに書かれているを探す。そして、なぜその箇所が要約すべきポイントになるのかを考えながら,本編の文章を再読する。*1*2 - その2
最初に,例文集を読む。次に本編に移り,例文集で要約されている内容がどこに書かれているを探す。その上で,なぜその箇所が要約すべきポイントになるのかを考えながら,本編の文章を読む。*3 - その3
過去問を解く際の参考書として使う。その問題に関連する論点を探し出し,本編や例文集を参照しながら答案を書いていく。*4 - 邪道編
例文集の文章をただひたすら暗記する。邪道だが,表現を覚えていなければ書けるようにならないのは確かだし,とりあえず暗記してみてから本編を読み,あるいは論述問題を解く作業のなかで理解を深めるという道筋もある。*5
以下は塚原師がSNSに掲載した、使い方の一例(要約)である。本書に取り組む人は、この機会を最大限に活かそう。正攻法にも色々やり方があることがわかる。
- 正攻法
最初に論点に含まれる「問いの型」を確認する。そして,「問いの型」に対応して必要な作業(「本書の活用法」参照)を意識しながら文章を読む。次に,例文集と本編を見比べてみる。例文集で要約されている内容がどこに書かれているを探す。そして、なぜその箇所が要約すべきポイントになるのかを考えながら,本編の文章を再読する。(( - その2
最初に,例文集を読む。次に本編に移り,例文集で要約されている内容がどこに書かれているを探す。その上で,なぜその箇所が要約すべきポイントになるのかを考えながら,本編の文章を読む。*1 - その3
過去問を解く際の参考書として使う。その問題に関連する論点を探し出し,本編や例文集を参照しながら答案を書いていく。*2 - 邪道編
例文集の文章をただひたすら暗記する。邪道だが,表現を覚えていなければ書けるようにならないのは確かだし,とりあえず暗記してみてから本編を読み,あるいは論述問題を解く作業のなかで理解を深めるという道筋もある。*3