関谷浩 のバックアップ(No.3)
関東の古文科講師。
監修担当教材
- 古典文法演習α(旧版。現在の同名教材とは異なる。)
- 古文難関大対策
担当講座
- かつては(1992年度まで?)、大阪校に週一で出講して大人気だった。
- 高橋正治?師を引き継ぎ、「東大古文」を担当していた(後任は上野一孝?師)。
- 2012年度より、東進ハイスクールに移籍した栗原隆?師に代わって、オンデマンド?の授業を引き受けた。
- ちなみに栗原師は東進で「東大古文」を担当している。
通期
大阪校・午前部文特、午前部文1、午前部理特
講習
人物
- 国文学者。
- 大学時代は助詞を研究なさっていた。
- 今や秋本吉徳師と並び駿台古文科の重鎮的存在。
通称良い方の駿台古文科の重鎮。
- 品格と礼儀を感じさせる人物像と、熱心かつ明快な講義を理由に、生徒からの人気が高い講師である。師の表情に人柄の良さがよくあらわれている。
- さらには生徒のみならず、講師たちからも尊敬される人物。
- 授業前のお辞儀が驚くくらいとにかく深い(およそ70度以上)。
- 講師でありながら、駿河台学園の理事も務める。相当の影響力をお持ちなのは言うまでもない。
- なお講師で駿河台学園理事を務めているのは関谷師ただ一人である。
- 駿台予備学校とは別法人扱いである「学校法人駿河台南学園・駿台予備学校池袋校」の学長でもある。
- 著書にも教科書的な名著が多い。
- 大学卒業時に、『新明解古語辞典(初版)』(三省堂、1972年)の編修に幹事として参加した。
- 編者代表の金田一春彦氏に「この仕事のために天から降った神の使者」と大絶賛された。
- 同辞典の改訂幹事でもあった。
- 『枕草子』に登場する藤原定子をこよなく愛する。一方で、その著者である清少納言は苦手である。
- 『源氏物語』では夕顔の娘である玉鬘がお気に入りのようである。
- 一人称は 僕、私
- 荘重体敬語という言葉がお気に入り。
- 口癖は
- 「ば、ど、に、を、がでドン!」
- 「ドーバー海峡」
- 「お前さん完了の「り」だね」
- 「『と』があれば『カギ』で閉めろ」
- 「であります」
- 声は声優の緒方賢一さんに似ている。
- 呑みに行く時にする奥方への言い訳は「方違え」らしい。
- 無類の言葉遊び好きである。
- 授業中もよく(駄)洒落を言う。結構な割合で滑るが、時々非常に面白いものや思わず感嘆してしまうようなものも言う。
- 予備校講師のことを自虐的に「毎年、同じことを繰り返して言っていて、詐欺のような職業だ。」とおっしゃっていた。
- 某キャリアのCM「三太郎シリーズ」が好き。
- 新しいCMが出ると奥様が教えてくださるのだとか。
- 阪神ファンである。(巨人ファンの坂井師談。2018年度阪神が最下位だったことを煽ったのだとか)
- 池袋の駿友予備学校(のち、駿優予備校)にも開校当初は出講していた。
- 実は高校時代、理系だった。
- 師が学生の頃は原子量の基準がO=16だったとか。(吉田隆弘師談)
- 秋本吉徳師とは仲がいい様である。
- 「以前SNSにて、私と秋本は仲が悪いと言われていた様でありますが、本当は仲良いんです。一緒に面白い誤答集を作ろうとした事もあるくらいなんです。」
- 秋本師曰く「関谷先生は
関取人格者だから、あの先生が作るテキストの文章は登場人物が全員出家する」らしい。同時に「俺の作ったやつは登場人物がみんな死ぬんや」とも。 - 秋本師は、実際関谷師より学年が1個下なのだが、お互いの名前を呼び捨てで呼び合っている。
- また、関谷師は秋本師のことを昔からワルイ奴だとも仰っている。
実際ワルイ奴である。
- 本人の授業中などの発言を鑑みると未だ若手を自負しいる(2017年で70歳になった)。
- また、週末や講習の際には仙台・札幌など精力的に地方にも赴いている。
- 受験業界広しと言えども、師の代わりになる人材は一人としていないので、身体に気をつけて末長く教壇に立っていただきたい限りである。
- 糖尿病で入院されたとき、担当医が教え子だったらしく、退院日に、「これでまた教えられますね」と言われたそう。
- 娘さんがいらっしゃる。