東京大学 のバックアップ(No.32)


概要 Edit

特徴 Edit

  • 旧制第一高等学校の伝統を引き継ぎ、リベラル・アーツレイトスペシャライゼーション(遅い専門化)を教育方針に掲げ「広い視野と総合的な基礎力を兼ね備えた上で高度な専門力を身につけた学生を育てるため、駒場キャンパスでの前期課程教育を重視」(教養学部ウェブサイトより引用)するとしている。

学部 Edit

  • 実質、教養部に当たる教養学部前期課程が現存している。

教養学部(前期課程) Edit

文科一類 Edit

文科二類 Edit

文科三類 Edit

理科一類 Edit

理科二類 Edit

理科三類 Edit

  • 医学部医学科、および理学部化学科(理二・三)の指定科類枠がある。
  • ほぼ全員が医学科に進学するが、2~3年に1名ほど理学部数学科、物理学科、化学科などに進学する。
    • ごく稀だが、島薗進氏(文学部宗教学・宗教史学科卒業)、石井大地(今村友紀)氏(医学科から文学部(言語文化学科現代文芸論専修課程)に転部)のように文系学部に進学する例もある。

文学部 Edit

法学部 Edit

教養学部(後期課程) Edit

 リベラル・アーツ教育の名の下、広く多角的な視野でもって教養を身につけていく学部である。教養学部(前期課程)の延長とも言える。文理の枠を超えた、領域横断的な学問の融合を目指している。なお、進学後も通うキャンパスは駒場キャンパスとなる。
 2011年に文系3学科(超域文化科学科、地域文化研究学科、総合社会科学科)、理系3学科(基礎科学科、広域科学科、生命・認知科学科)の6学科体制から教養学科、学際科学科、統合自然科学科の3学科体制に改組された。

教養学科 Edit

学際科学科 Edit

統合自然科学科 Edit

  • 科学史・科学哲学分科以外の基礎科学科と生命・認知科学科を統合した。
  • 「数理自然科学」、「物質基礎科学」、「統合生命科学」、「認知行動科学」「スポーツ科学」(2022年度まではサブコース)の5コースで構成。

教育学部 Edit

経済学部 Edit

医学部 Edit

  • 医学部には1877年の東京大学((旧)東京大学)設立と同時に医学科、製薬学科(1887年に薬学科に改称された後、1958年に薬学部として独立)が設置され、1953年に衛生看護学科が設置された。
  • 1962年に前期課程に理科三類がおかれるまでは、医学科は理科二類または理科一類の学生の中から選抜試験医学部公募制)を行って学生を受け入れており、衛生看護学科も別枠募集であったため、通常の進学振分けを行う学科は薬学科のみという、東大内では少し変わった学部であった。

医学科 Edit

  • 1858年(安政5年)5月7日、神田松枝町(現・東京都千代田区神田岩本町2丁目)の川路聖謨の屋敷内に「お玉が池種痘所」設立。
  • 1962年から自動的に医学科に進学できる理科三類を設置した。
    • 修了者が出る1963年までは理学部等の大学2年修了・卒業者を対象とする医学部入試を行い、のちに理科二類から進学振分けによって10名程度を受け入れた。
  • 進学選択(旧・進学振分け)では理科二類10名、理科三類97名の指定科類枠と全科類枠約4名(現在は第一段階で1人しかない)がある。
    • 全科類枠設置以前は理科一類からも1名の進学枠があり、神業と称されるほどの超難関だった。
  • 学士入学制度の詳細は非公開である。
    • 昭和43年度(1968年)に学士入学制度が存在したことが確認されている。
    • 筆記試験の過去問は、昭和49年度以降のものが保存されている。
    • 現在は、本学同学部健康総合科学科卒業者にのみ学士編入試験を実施している。
    • が、1名のみの超難関である。
      • 募集人員は若干名となっており、合格者0の年もある。
      • 平成24年度から29年度卒業生で2名。
      • 令和1年度卒業生0名。
  • 学年に一人くらい医師にならずにマッキンゼーなどの外資金融・コンサルに入社する。
    • 5年生や6年生になるとマッキンゼー、ボストンコンサルティンググループからスカウトがあり、学年から説明会に10名くらい参加して1名くらい入社する。
    • ゴールドマンサックスをはじめとする投資銀行にも流れていたが近年はほとんど見かけなくなった。

健康総合科学科 Edit

  • いわゆる看護学科。
  • 戦時下の東京帝国大学附属医学専門部の教職員・施設・設置場所を継承して、1953年に衛生看護学科(略称:衛看)が設置された。*1
    • 看護婦養成を目的としており、入学者を女子に限定していた。
    • 教養学部前期課程とは別枠で入学者を募集していた。
  • 1965年に保健学科と改称し、健康科学の教育・研究を主体とする学科になり、さらに1992年には健康科学・看護学科、2010年には健康総合科学科と改称された。
  • 東大では珍しい女性が多い学科であり、以前は短大からの編入が可能であったので、東大の中では異世界になっている。
  • よくたまに芸能人がいる。
    • 「東大医学部卒」と喧伝されるアナウンサーやタレントはこの学科卒である。
    • 健康科学看・護学科の卒業生というと八田亜矢子氏が有名だが、彼女は五月祭の時に医学部本館1Fでこれ見よがしに猫を抱いて何時間も居座っていた。マスコミの取材があったかは知りませんが、すげえ格好で何時間も占拠していたので、医学科の皆さんは『なんやこいつ』って感じで見ていた。
    • 中には、短大編入からアナウンサーになった者もいるが、関係者から非難の声が大きい。
  • 文系からも比較的進学しやすい。
    • 膳場貴子元NHKアナウンサーは、文科三類から健康科学・看護学科に進学した。
  • かつては看護短大からの編入も受け入れていた。
    • 1992年(平成4年)看護短期大学からの編入学制度を導入.
  • 前述のように医学科への学士編入学制度があるが、超難関である。
  • 例年、他大学医学部医学科へ進学(再受験、学士編入)する卒業生もいる。

薬学部 Edit

  • 1877年の東京大学((旧)東京大学)設立と同時に医学部製薬学科(1887年に薬学科に改称された後、1958年に薬学部として独立)が設置された。

理学部 Edit

  • 東大理学部は、「根源的な知的営み」を極限まで追求する学部である。
  • 『リガクル』というムックを発行し、学部の紹介をしている。駒場生は学部ガイダンスの際に無料で貰える可能性が高い。
  • 東大理学部に行きたい場合、数理・情報・物理系を志望するなら理科一類生物系を志望するなら理科二類化学系はどちらでもいいといった感じか。詳しくは下の各学科ごとの説明を参照。

数学科 Edit

(理数:りすう)

  • 東京大学理学部数学科は、数学の背後に潜む「原理」や「真理」を理解し、正確な論理性や物事を深く追求する姿勢を身につける学科である。
  • 駒場キャンパスの数理病棟数理科学研究科棟収容される本拠地を置く。
  • 理科一類に指定科類枠がある。
    • たまに重症の数学ヲタが理三から進学する。
  • 駒場のはじっこで数学徒に改造手術される。手術に失敗すると精神を病み・・・(以下、検閲により削除)
  • 精神の安定剤として、某教授により水樹奈々の履修が推奨されている。
  • 理学部内で比較すると一番楽な学科。
    • 実験も重たいレポート課題も皆無で時間が自由に使えるので授業に出ず期末試験を受けるだけで進級でき、卒論もない。
  • 数オリメダリスト5人くらいと、それに肉薄する10人くらいはやはり数学の理解度が凄く、それに比べると他の30人は大したことないのだが、それでも意外と何とかなるのが数学。
  • 先生方にも癒し系やツンデレが多くて研究室も出入り自由で、数学科全体に緩い雰囲気が漂っている。
  • かつて本郷にあった頃には理物と並んで難関だった数学科進学が、駒場にある今では進振り底割れ寸前の易しさです😇

情報科学科 Edit

(理情・IS)

物理学科 Edit

(理物:りぶつ)

宇宙・地球科学系 Edit

天文学科 Edit

地球惑星物理学科 Edit

(地物)

地球惑星環境学科 Edit

(地環・環境)

化学科 Edit

(理化:りばけ)

  • 理科二類・三類に指定科類枠がある。

生物化学・生物情報科学系 Edit

生物化学科 Edit

(生化:せいばけ)

生物情報科学科 Edit

(生情)

生物学科 Edit

(理生:りなま)

工学部 Edit

農学部 Edit

キャンパス Edit

駒場 Edit

本郷 Edit

入試 Edit

概要 Edit

数学 Edit

出身者 Edit





*1 東京大学医学部附属病院分院創立百周年記念誌編集委員会『東京大学医学部附属病院分院創立百周年記念誌』東京大学医学部附属病院分院創立百周年記念事業実行委員会、1996