大田博司 のバックアップ(No.4)
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- 大田博司 へ行く。
- 1 (2021-11-25 (木) 02:04:05)
- 2 (2021-11-25 (木) 08:28:17)
- 3 (2022-03-03 (木) 10:12:17)
- 4 (2022-03-03 (木) 11:13:31)
- 5 (2022-03-18 (金) 00:15:11)
経歴
- 京都大学文学部文学科(言語学専攻)卒業。
- 京都大学大学院文学研究科修士課程科(言語学専攻)修了。
- 修士論文「言語実用論における意味概念の検討」(1977年度)
- 元 関西文理学院講師( - 1975?、1997年度)。
- 元 駿台予備学校講師(1976? - 1996年度)。
- 東山高等学校教諭(英語科主任)。
授業
- 専門が言語哲学の言語学者のためか、言語学的要素を取り入れたアカデミックな講義を展開する。
- 変形生成文法を持ち出したかなりハイレベルな講義を行なっていた。
- 構文を言語学的視点から図解的に詳細に分析する。
- 英文の背景思想も折り混ぜる。
- 要約問題の解答法は、かなり理路整然としている。
- 英文を言語学的観点からも捉えて論理的に要約していく。
- 独自の記号を用いて英文の内容を整理し、要旨を抜き出して要約文を完成させる。
- 選択肢形式の問題に関しても、いろいろとテクニックを教えてくれる。
- 英作文は核文の変形など独自の方法論と、事態図と呼ばれるもので和文を分析する。
- 研究社から出版されている「大学入試 シンプル・クッキング 英作文」でうかがい知ることができる。
- 表三郎先生と同様、抽象的な内容の哲学的な難しい話をする。
- その概念の説明のために奇妙な図を書かれる。
- 声は小さくはないが、たどたどしくボソボソと話すため、やや聞き取りにくい。
- 板書は字が汚いので、読むのに苦労する。
- チョークの色の使い分けが統一されていない。
担当授業
通期
- 英語構文H 京大理系スーパー&; お茶の水&;8号館&;
講習
- スーパー英語(表・大田) 大阪校 夏期・冬期 選抜制
特設単科
- ミネルヴァの森の英語 お茶の水校&;
- 1996年度に前期のみで終了になり、後は佐藤治雄&;先生「英語総合問題演習」が引き継いだ。
- SIMPLE COOKING ENGLISH―作文から直読直解へ―
- 英語よくばり十字軍(サテネット21) 1993 - 年度
高校生クラス
- 高3スーパー英語
人物
- 言語学者(言語哲学)。
- 現在は英語史、ラテン語、Michel Henryの哲学を研究。
- 元関西英語科主任。
- 表三郎先生に次ぐ関西英語科No.2だった。
- おそらく、実力はNo.1だった。
- 二十数ヶ国語に通じる語学のプロ。
- 京大英語対策といえば大田と言われるほどに、的確な分析と指導を行っていた。
- 講習会の「京大英語」テキストを作成するほか、京大の青本執筆(1990〜1996年)、京大入試実戦模試の英語の出題責任者を務めていた。
- 事態図と呼ばれる独特の図解で、英作文指導にも定評があった。
- 『高校英語研究』(研究社)や「アセント」(駿台文庫)に連載を持っていた。
- 当時の同僚である今井宏&;先生の『高校英語研究』1995年1月号の特集記事「英文速読の方法序説」に激怒し、翌々月号に批判記事まで書いたことがある(今井先生のブログより)。
- 1995年12月号「構文の理解から文章の解釈へ」のことか?
- 駿台講師時代晩年は、受講者数20人程度で不人気だったらしい。
- その後、古巣の関西文理学院に一年間のみ再出講した。
- グリコ・森永事件のビデオの男に似ており、警察の取り調べを受けたことがある。
著作
学習参考書
- 『大学入試 シンプル・クッキング 英作文』(大田博司 編著 研究社出版、1995年2月1日)
- 『大学入試 シンプル・クッキング 英作文<新装版>』(研究社、2013年12月24日)
- 『高校英語研究』(研究社)の1992年度連載の単行本化。
- 2005年の研究社図書目録で在庫僅少→2005年頃、品切れ、絶版。
- 絶版でプレミアム化していたが、新装版として復刊・再版された。
- 「シンプル・クッキング英語構文」
- 『アセント』(駿台文庫)1993年度連載。未単行本化。
- 「英文法十字軍」
- 『高校英語研究』(研究社)1993年度連載。未単行本化。
- 「特集・構文の理解から文章の解釈へ」(『高校英語研究』1995年12月号, pp.1–12)
- 対話形式のもので、『シンプルクッキング英作文』のスピンオフ的な記事というか、後日談的なもの。