京都大学 のバックアップ(No.7)


  • 京都にある日本の国立大学。旧帝大の一つつ。
  • 略称は「京大(きょうだい)」。

概要 Edit

  • 総合人間学部、文学部、教育学部、法学部経済学部、理学部、医学部、薬学部、工学部、農学部を設置している。
  • 一般教養課程(教養学部前期課程)が現存している東大とは違い、京大は教養部廃止と大学院重点化で、各「大学院研究科・学部」がかなり独立した存在である。

特徴 Edit

  • 官僚養成学校である東京大学に対して、京都大学は極めて自由で学究的な学風を誇る。
    • 他大学と比べても、自由度は群を抜いている。
      • その自由度ゆえか、学生の自●率もNo.1だったらしい。
    • 近年は、立て看板撤去や学生への処分を積極的に行うようになるなど、かつての自由さはもはや存在しないとの意見が増えつつある。
    • 「東大の劣化下位互換と化しつつある」という声も見られる。
  • 学部・学科に関わらず科学の基礎研究に非常に力を入れている大学であり、現在までに7人ものノーベル賞受賞者を出している。
    • 数学のノーベル賞とされる「フィールズ賞」受賞者も国内最多である。
  • 関西以外での世間的な知名度は意外に低い。
    • バラエティ番組『学校へ行こう!MAX』(2005年4~5月放送分)で、「灘6」のメンバーの一人(三宅担当か岡田担当の人)が東大志望ではなく京大医志望だったところ、「何で東大じゃないの!?」とV6に驚かれていた(笑)。
      • ちなみに、灘6のライバルだった「筑駒6」のメンバーの一人は東大理三に進学している。

学部 Edit

教養部(廃止) Edit

総合人間学部 Edit

文学部 Edit

法学部 Edit

教育学部 Edit

経済学部 Edit

医学部 Edit

医学科 Edit

  • 京都府立医科大学とは、鴨川を挟んで目と鼻の先だが、創設時の人材引き抜きなどの軋轢から、歴史的にあまり関係が良好でなく、お互いに「川向こう(鴨川の向こう岸の人達)」と、よそよそしい呼び方をしていることは、医者の間では有名な話です。
    • 府内で二つの大学でありながら、今でも人的交流が乏しいのも、また事実です。
      • 眼科だけは例外で 、府立医大の先生が京大眼科で特殊外来を担当したり、共同研究をしたりと、交流が非常に盛んである。
  • 1903年4月、医科大学を京都医科大学と福岡医科大学に分割。
  • 昔は、54歳で入学した葛城四郎さん*1など、多浪・再受験にも差別がなく寛大なことで有名であったが、最近は面接0点を付けるなどあからさまな差別があったらしい。

人間健康科学科 Edit

薬学部 Edit

理学部 Edit

工学部 Edit

  • かつては、時代によって学科ごとの難易度が乱高下していた。
    • 原子核工学科(現・物理工学科原子核工学コース)が他大学も含めて最難関だった時期がある。

物理工学科 Edit

  • コース配属は一応成績順で振り分けられるので人気の高いコースに行きたい学生は1回生の時からまじめに勉強をしている印象。
  • ただ人気の出るコースが年度によって異なるので自分の希望しているコースがその年度で人気なのかはわからないのが難点です。
  • そうは言ったものの大体の学生がそこまでがっつり勉強をしている訳ではないので周囲の友人を見ていると普通にテスト前に単位を落とさない程度に頑張っていれば志望コースには行けている模様です。
  • 1回生終了時の取得単位数が少なすぎるとコース配属が志望に関係なくランダム配属になる。
    • 遊びほうけてもとりあえずランダム配属にならないように頑張って最低単位数すれすれで回避する人、行きたいコースはあるが成績が悪すぎるためあえてランダム配属になる強者、そもそもコースはどこでも良いが取得単位数が全く足らずランダム配属になる人など様々。

機械システム学コース(105名)

  • ミクロな材料から巨大なシステムまでを対象とし、数学、力学などの基本的な知識に加え、材料、物性、設計製造などの機械工学に関する基礎的な知識をもった創造的な研究者・技術者を育成する。

宇宙基礎工学コース(20名)

  • 極限的工学問題の処理や革新的技術開発の要求に応えるために、十分な基礎学力とそれに基づく豊かな開発能力を備えた研究者、技術者を育成する。

材料科学コース(55名)

  • 金属から半導体、セラミックスに至る基幹的材料に関する広範な基礎知識をもってこれらの材料に関わる先導的研究を担い、社会に貢献し得る人材を育成する。

原子核工学コース(20名)

  • 量子科学とその工学的応用の視点から、物理学や数学を基礎として、新しいエネルギー源の開発や高度な機能を持つ物質の創生などに貢献できる、高い知的および創造能力を有する研究者・技術者を育成する。

エネルギー応用工学コース(35名)

  • エネルギーの生成、変換、輸送、貯蔵、利用に関わる科学技術の基礎を修得させ、環境に調和したエネルギーシステムを追及するための実力を涵養し、21 世紀のエネルギー・環境問題の解決に貢献する人材を育成する。

農学部 Edit

キャンパス Edit

  • 吉田キャンパス
  • 〒606-8317 京都府京都市左京区吉田本町
    • 最寄り駅は京阪電車の出町柳駅。
    • 全学部の生徒が一般教養などを学ぶキャンパス。
    • 時計台など「京大といえば」といった建物はこのキャンパスに集中している。
    • 立て看板問題などで職員と一部勢力によるバトルがよく起きている。
  • 桂キャンパス
  • 〒615-8510 京都府京都市西京区京都大学
    • 最寄り駅は阪急電車の桂駅。
    • 工学部などの研究室が立ち並ぶ。別名「桂男子刑務所」
    • 新しい。
  • 宇治キャンパス
  • 〒611-0011 京都府宇治市五ケ庄
    • 最寄り駅は京阪電車の黄檗駅、およびJRの黄檗駅。
    • 周辺に何もないことが特徴。

入試 Edit

概要 Edit

  • 駿台では京大対策のコースや通期、講習での授業がある他、『京大入試実戦模試』『京大突破レクチャー』などが行われる。駿台校内外を問わず多くの受験生が受講する。
    • 駿台に限らず受験業界の良い食い物になっている。
  • 2018年2月、大阪大学に続き2017年度の入試(物理)での出題ミスが指摘され、追加合格者を出す事態になった。
    • なお、指摘をしたのは他塾の講師ではあるものの、青本の編集の際、新田克己先生や古大工晴彦先生が出題ミスに気付き、青本には正答が記載されている。
    • 三幣剛史先生はセンター試験後に記者とやり取りをし水面下で指摘のために動いていたものの、京大側からの確たる証拠が得られる前にネット上が騒ぎになってしまい、先を越される形になってしまったようである。
    • 三幣剛史先生はこの件に関し、京大の問題チェック体制のお粗末さをボロカスに貶している。
      • 同年度の阪大の出題ミスも古大工晴彦先生が気付き、青本には正答が記載されている。
    • これを受け、石川正明先生が2010年度の化学での出題ミスを指摘。これも青本に掲載されている。
      • 答案が廃棄されており合否に影響は出ないとのこと。

出身者 Edit

  • 講師も本学出身の人が多い。
  • 関西駿台の各教科のトップクラスの講師の殆どはここ出身といっても過言ではない。

英語科:桜井博之先生・竹岡広信先生・塚田潤先生など

数学科:杉山義明先生(理学部)・米村明芳先生・池谷哲先生・日下大輔先生など

現代文科川戸昌先生・中野芳樹先生・小泉徹先生など

古文科:前田春彦先生など

物理科:高井隼人先生・三幣剛史先生・新田克己先生、行政貴裕先生(工学部など

化学科:石川正明先生・北山一先生・星本悦司先生・岡哲大先生など

  • 関東でも、京大コースや京大対策講座を担当する秋本吉徳先生(工学部中退)・久山道彦先生・永島豪先生・高野辺康介先生は本学出身である。
  • 大学院の修士課程以上を出ている先生も多い。また、久山先生や石川先生は京大で博士号を取得しておられる。
    • そのため、検索すると論文がヒットしやすいが、中野先生の修士論文はなぜかヒットしない。




*1 時の京大医学部長・岡本道雄教授に手紙を書いて「50歳を越えている者でございますが、もし試験ができましたら入学をご許可して頂けるでしょうか」と尋ねた。これに対し、岡本学部長からは「京大はそのような差別は一切いたしません。安心して試験を受けてください」との返事があった。