東京科学大学 の変更点

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''東京科学大学''(とうきょうかがくだいがく、英: Institute of Science Tokyo)は、東京都目黒区に本部を置く日本の国立大学である。略称は''Science Tokyo''。

*概要 [#o813e4c6]
-''東京工業大学''と''東京医科歯科大学''の統合により、2024年に設立された。

-統合されてB級感(Fラン感)溢れる名前になった。
*特徴 [#v1657149]
-東京外国語大学、一橋大学と「''三大学連合''」を組んで東大に対抗している。
--三大学連合(''複合領域コース'')により、医学部保健衛生学科に編入学できる。
--が、医学部医学科および歯学部歯学科には編入学できない。
--(注)合併により学内編入学扱い??



-和田秀樹氏が、旧・東京医科歯科大学と一橋大学の合同授業で、毎年のように総合診療が医療費抑制にどう貢献できるのかを医者の立場から学生たちに教えている。
--こういうテーマは医学部の授業ではほとんど扱われないので、東京医科歯科大学からの申し出で一橋大学との合同授業を設けるようになった。
--ほかにも審議会で医療政策に関わっているような人など錚々たる面々が講師として集まっていて、とても充実した内容だと思います。(和田秀樹氏)
--ところがこの授業を聞きにくるのは看護学を専攻している学生や保健衛生学科の学生だけで、医者の卵である医学部医学科の学生はただの1人もいない年がほとんどです。
--最初の頃の授業は一橋の都心部のキャンパスだったので、もしかすると医学部のほかの授業と時間が重なってしまったのではないかという話になり、会場を東京医科歯科大学にしたり、授業の開始時間を18時半にしたりという配慮をして改めて仕切り直したのですが、結果は同じでした。
*リベラルアーツ研究教育院(ILA) [#g87a5256]

2016.04.01 - リベラルアーツ研究教育院発足。
**大岡山 [#q564a430]

 →東京工業大学参照。

**ILA国府台 [#be8dbb09]
旧制東京医科歯科大学予科理科→新制千葉大学東京医科歯科大学予科→千葉大学文理学部(医学及び歯学進学課程)→東京医科歯科大学国府台分校(医学及び歯学進学課程)→東京医科歯科大学教養部(国府台キャンパス)→東京医科歯科大学統合教育機構教養教育部門→東京科学大学リベラルアーツ研究教育院(国府台地区)(ILA国府台)

#br
-東京医科歯科大学教養部があった市川市に東京歯科大学市川総合病院があるのが紛らわしい。タクシーの運転手さんですら間違えることがある。

-組織としては旧東工大のリベラルアーツ研究教育院(ILA)に吸収されるような形になったが、カリキュラムの完全統合はもう少し先なので、医歯系を担当するILA国府台の役割はほとんど変わっていない。


-「教養部」の英語名はCollege of Liberal Arts and Sciences だったが、統合後は「リベラルアーツ研究教育院(国府台地区)」になるということでInstitute for Liberal Arts (Konodai)になった。


-2028年に国府台キャンパスを廃止しようとしているが、行政上の理由で、計画通りに進むかどうかは不確定。


#br
-1945年年末、旧制専門学校のままで予科の設置申請をおこない許可された。
-1946年8月27日、旧制''東京医科歯科大学予科''を霞ヶ浦(茨城県稲敷郡安中村(あんじゅうむら)(現在の美浦(みほ)村大山)に設置。
--特攻隊養成もおこなった日本海軍の鹿島海軍航空隊基地の跡地。全寮制。長尾校長はそれもアメリカの伝統ある寄宿舎付きのcollegeみたいで良いことだと思ったようです。
--鹿島海軍航空隊司令部庁舎(本庁舎)は医学部附属病院の分院及び国立公害研究所に転用された(''東京医科歯科大学霞ヶ浦分院''((1946年12月2日?1947年5月29日開設、1997年3月31日廃院)))。平成 9.4廃止。平成28年に美浦村が国から払い下げを受け、[[大山湖畔公園>https://x.com/kashima1938]]となった。
https://www.vill.miho.lg.jp/page/page010259.html
-1950年、予科を新制千葉大学に移管。予科3年生を伴ったため''千葉大学東京医科歯科大学予科''と呼ばれる。
-1951年3月、''新制東京医科歯科大学設置''とともに予科廃止。

-1955年4月、医学及び歯学進学課程を''千葉大学文理学部''内に設置。(S33.3廃止)
-1958年4月、医学及び歯学進学課程(国府台分校)を設置
--医学及び歯学進学課程が''国府台分校''として独立。
-1965年4月1日、教養部を設置。
--「国立学校設置法施行規則」の一部改正に伴い国府台分校を''東京医科歯科大学教養部''(国府台キャンパス)と改称。
--東京医科歯科大学国府台分院(昭和 40.4廃止)

-2011(平成23)年4月入学生から医歯学融合教育を開始した。
--平成23年度から医歯学融合教育を導入したことに伴い、現在では、医学部・歯学部全学科の学生が緑豊かな国府台キャンパスで1年間を過ごす。

-2022年4月、教養部を''統合教育機構教養教育部門''へ改組。
--部局としての教養部は消滅。正式な組織名としては消滅して俗称となった。

-組織としては旧東工大のリベラルアーツ研究教育院(ILA)に吸収されるような形になったが、カリキュラムの完全統合はもう少し先なので、医歯系を担当するILA国府台の役割はほとんど変わっていない。


-「教養部」の英語名はCollege of Liberal Arts and Sciences だったが、統合後は「リベラルアーツ研究教育院(国府台地区)」になるということでInstitute for Liberal Arts (Konodai)になった。


-2028年に国府台キャンパスを廃止しようとしているが、行政上の理由で、計画通りに進むかどうかは不確定。
*学院(理工学系) [#b7ea0121]

 旧・東京工業大学。

 2016年4月、日本の大学で初めて、学部と大学院を統一し、「''学院''」を創設した。「学院」では、学士課程(学部相当)と修士課程、修士課程と博士後期課程の教育カリキュラムが継ぎ目なく学修しやすく設計された教育体系を提供している。

**理学院 [#k4f3ca0a]
-1955年7月:工学部を理工学部に改称。
-1967年6月:理工学部を理学部と工学部に分割

**工学院 [#w558eeba]

 旧・工学部・大学院理工学研究科工学系。
-1955年7月:工学部を理工学部に改称。
-1967年6月:理工学部を理学部と工学部に分割

**物質理工学院 [#b8a74257]

**情報理工学院 [#g9a0c0b2]

 旧・大学院情報理工学研究科。
-1994年(平成6年) - 大学院情報理工学研究科を設置、数理・計算科学専攻、計算工学専攻、情報環境学専攻の三専攻。
-2016年(平成28年) - 大学院情報理工学研究科を''情報理工学院''に改組。

-偏差値75.0(国立+5、理系+5)
・定員92名
・2016年設置
・男97%(今年の入学者は男89名、女3名)
・入試で生物選択不可(物化縛り)
・受験倍率えぐい(9倍とか)
・ITブームの影響で難易度は学内で頭ひとつ抜けている(東大京大と比較されることも)

**生命理工学院 [#h49602dd]

旧・生命理工学部・大学院生命理工学研究科。
-1986年 理学部に''生命理学科''を、工学部に''生物工学科''を設置。
-1990年 ''生命理工学部''設置。
-1992年 ''大学院生命理工学研究科''発足。
-2016年4月 学部と研究科を統合し、''生命理工学院''発足。

**環境・社会理工学院 [#q2333b66]

旧・大学院社会理工学研究科。

*医歯学系(学士課程) [#dc0820c2]

旧・東京医科歯科大学

幅広い教養と豊かな人間性、高い倫理観、自ら考え解決する創造性を持ち新しい時代のリーダーとなる人材を育成します。

 →旧制医学専門学校
 →旧制医科大学

-1946年(昭和21年)8月、''大学令''により''東京医科歯科大学''(旧制)設置。

-1951年4月、''国立学校設置法''により東京医科歯科大学(新制)設置。
--医学部医学科、歯学部歯学科を設置。

2004年4月、国立大学法人 東京医科歯科大学設置
**医学部 [#t725f41c]

医学部は1951年に設立され、現在は医学科(定員100人)と保健衛生学科(看護学専攻55人・検査技術学専攻35人)で構成され、最先端の医学研究と医療の場から、世界の舞台へと飛躍する人材を育成しています。

 ''医学科''

 旧制(官立)東京医学歯学専門学校医学科→旧制東京医科歯科大学医学部→新制東京医科歯科大学医学部

-第二次世界大戦後、官立の旧制東京医学歯学専門学校を元に旧制東京医科歯科大学となった
--「''新八医科大学''」(略称:新八、新八医大、八医大)と呼ばれている。
--''国立学校設置法''施行前に''官立大学官制''(昭和21年勅令第206号)を改正することにより設置されたため、官立大学に分類することもあるが、設置の時期や経緯が戦前に設立された官立大学と異なるため、これらの大学の後身校は大学群としての旧官立大学には通例含めない。


-偏差値的には京大医すら凌ぐこともあり、日本で二番目の医学部を自称する学生もいる。
--理三コンプレックスの裏返しである。
--いくら入試難易度が上がろうが、所詮「戦時中の医専」である。


 ''保健衛生学科''
(看護学専攻55人・検査技術学専攻35人)
-あのiPS森口を輩出。


-1951年4月、医学部附属厚生女子部を医学部附属看護学校と改称(H3.3廃止)


-1962年4月、医学部附属衛生検査技師学校を設置(S48.3廃止)

-1972年4月、医学部附属臨床検査技師学校を設置(H3.3廃止)

-1989年4月、医学部保健衛生学科を設置(看護学専攻・検査技術学専攻)
**歯学部 [#u6c634cf]

歯学部は1928年に創設され、現在は 6 年制の歯学科(53人)と4年制の口腔保健学科(口腔保健衛生学専攻22人、口腔保健工学専攻10人)で構成され、わが国を代表する歯学教育研究機関として将来指導的役割を果たす人材を養成しています。
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***歯学科 [#a6cc0ead]
-6年制。
-地方から来てる学生が多く、自由にやりたいことを求める空気感がある。
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***口腔保健学科 [#v5b8e68f]
(口腔保健衛生学専攻22人、口腔保健工学専攻10人)
-4年制。

-2004年4月、歯学部口腔保健学科を設置


-2011年4月、歯学部口腔保健学科(2 専攻)を設置(口腔保健衛生学専攻・口腔保健工学専攻)

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 ''口腔保健衛生学専攻''
最難関の歯科衛生士養成コース。

お茶の水さつき会について
お茶の水さつき会は、昭和26年に開校した東京医科歯科大学歯学部附属歯科衛生士学校卒業生と、平成16年、同校を継承発展させる形で新設された東京医科歯科大学(現:東京科学大学)歯学部口腔保健学科口腔保健衛生学専攻の卒業生と在校生で組織する同窓会です。



-1951年(昭和26年)4月、''東京医科歯科大学歯学部附属歯科衛生士学校''を設置(H17.3廃止)

-2004年4月、歯学部口腔保健学科を設置


-2011年(平成16年)4月、歯学部口腔保健学科口腔保健衛生学専攻を設置。




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 ''口腔保健工学専攻''
最難関の歯科技工士養成コース。

1919年に採用された技工見習生をルーツとする。
東京高等歯科医学校技工手養成科を前身とし、1952年に新制中学卒3年制の専門学校として''東京医科歯科大学歯学部附属歯科技工士学校''が設立される。
2011年に東京医科歯科大学歯学部に口腔保健学科口腔保健工学専攻が設置された事により新規募集を停止、2014年3月に閉校した。

-1952年4月、歯学部附属歯科技工士学校を設置

-2011年4月、歯学部口腔保健学科口腔保健工学専攻を設置。

*医歯学系(大学院課程) [#k5c4d293]

旧・東京医科歯科大学大学院

-1955年4月、大学院(医学研究科・歯学研究科)を設置。


**大学院医歯学総合研究科 [#yb6a4984]

医学・歯学あるいは生命理工医療科学分野に精通し、他分野との緊密な連携により世界をリードする研究者、教育戦略を打ち立て実行できる心豊かな教育者、高い倫理観と実践的問題解決能力を有する研究心旺盛な高度専門医療人、そして新しい時代を開拓するオピニオンリーダーといった人材を、修士課程及び博士課程に設置された多彩なコースにおいて養成しています。

//**大学院医歯学総合研究科 [#m64d5883]

**大学院保健衛生学研究科 [#m9a4fce5]

学部との一貫教育研究体制を整え、5年間の継続的な学修による学位(修士号と博士号)の取得を可能とする5年一貫課程を設置することで、保健・医療分野における広い視野と高い倫理観を持つ、国際的・学際的に活躍しうる高度実践者や研究者、教育者を養成しています。

*キャンパス [#i487e4ef]

**大岡山キャンパス [#ne56f772]
(東京都目黒区大岡山2丁目)
ただし、キャンパスのうちで本館を含む南半分は大田区石川町1丁目地内に位置する。
**すずかけ台キャンパス [#qc1bf1cc]
(神奈川県横浜市緑区長津田町)
**田町キャンパス [#c2247ece]
(東京都港区芝浦3丁目)
**湯島キャンパス [#b9dd29e0]
(東京都文京区湯島1丁目)
**駿河台キャンパス [#w8fea09e]
(東京都千代田区神田駿河台2丁目)

**国府台キャンパス [#zad77a9e]
(千葉県市川市国府台2丁目)
【旧・東京医科歯科大学教養部】
-東京医科歯科大学国府台分校→東京医科歯科大学教養部(国府台キャンパス)→東京科学大学リベラルアーツ研究教育院(国府台地区)(ILA国府台)


*入試 [#p5c09d47]

**概要 [#l05116b5]
 2025年度〜

**理工学系 [#ta78feba]


-関西からの志望者は、地元に東工大と同じ旧三工大だった阪大工があるためかあまり多くない。

-2025年度、''EX東京科学大(理工学系)演習コース''(西日本地区の設置はなし)、志望別コースの''東京科学大(理工学系)コース''(名古屋校、浜松校、福岡校)が設置された。

-高専からの編入試験も実施している



**医歯学系 [#pb18e551]
-医学部医学科は、関西は国公立大医学部が充実しているため、元来、志望者は多くない。
--藤白りりさん(和歌山県出身の元YouTuber)のように理三はちょっと無理だか東京に行きたい層も一定数いる。

-医学部医学科は、国立旧一期校・二期校時代から''阪大医をも凌ぐ超難関''である。
-志望大学対策コースは設置されてないが、EX国公立大医系演習コースの上位でないと合格は難しい。
--志望別コースであっても、市谷校舎の国公立大医系コースの超上位なら合格可能。

-医学部医学科は「多浪・再受験は20代まで」と言われているが、30代以上の合格者も存在する。


-2年次学士編入学(医学部医学科)試験及び2年次編入学(歯学部口腔保健学科口腔保健工学専攻)試験を実施している。
***旧・東京医科歯科大学 [#p58ca814]

旧制予科~進学課程(千葉大学文理学部内)~国府台分校
-1946年7月~1948年 旧制東京医科歯科大学予科入学試験
-1949~1950年 医学部・歯学部の入学試験なし
-1951~1954年 医学部・歯学部専門課程入学試験(学部入試なし?)
-1955~1956年 千葉大学文理学部進学課程(東京医科歯科大学)医科及び歯科課程
-1957~1958年 東京医科歯科大学医学及び歯学進学課程(入学試験は千葉大学で実施)
-1959~2024年 東京医科歯科大学医学部・歯学部(学部入試)



*出身者 [#kebfd944]

**東京工業大学 [#o9673035]
-[[坂間勇]]

-三國均
-石井光雄
-鎌田真彰
-[[鍋田朋哉]](工学部無機材料工学科卒業)
-[[三好正倫]]
-吉田隆弘

**東京医科歯科大学 [#e9ece6a4]
-[[三好正倫]] 歯学部
-清宮義幸 医学部、歯学部