東大現代文
Mon, 20 Nov 2023 09:00:06 JST (367d)
Top > 東大現代文
使用コース
監修講師
- 霜栄
構成
- 2019年度までの「東大現代文」は中野芳樹先生の監修。
- 2020年度からは多くの霜栄先生監修テキストと同様のA5版(漢文サブテキストと同じ)になった。
- テキストの構成も3号館の東大演習コースで使用する『現代文(東大対策)&;』を踏襲したものである。
- 各章にテーマがあり、「越境する知-感性」や「蘇生する知-身体」などのタイトルがついている。東京大学出版会のシリーズ書籍『越境する知』各巻のタイトルと酷似している。
- 各章には問題(約半数は東大の過去問)と、その文章に関連する参考文が掲載されている。参考文は思考を深めるための読み物として用いるもので、問題等は付されていない。
- そもそも東大対策の授業であって、思考を深めるとか触れるジャンルを増やすとかは基幹教材に任せておけばよいという意見が目立つ。
特徴
- 正式名称は『現代文(東大対策)ー読解と表現ー』。
- テキストはA5版サイズ。
- テキストの構成も『現代文(国立大対策)?』を踏襲したものである。
- 各章にテーマがあり、例えば「越境する知-感性」や「蘇生する知-身体」などのタイトルがついている。
- 各章には問題(約半数は東大の過去問)と、その文章に関連する参考文が掲載されている。参考文は思考を深めるための読み物として用いるもので、問題は付されていない。
- 2020年度より関西でも使用されることとなった。(こちらを参照されたい。)
- お茶の水3号館演習コースではなぜか引き続き『現代文(東大対策)?』が使用されている。
- 読解法・解答法に力点は置かれるが、東大の現代文特有の2行問題・120字問題への向き合い方、背景知識などにも多く触れられる。
- 東大現代文対策は年間を通して常に継続していることが重要である。
- スーパー東大実戦講座や、夏期講習で開講される映像講座『東大現代文&;』、直前講習の『東大プレ現代文Ⅰ(理文共用)』や『東大プレ現代文Ⅱ(文科専用)』は関東現代文科霜栄師の監修で、関西の読解法との齟齬がある。受講するのは自由だが、注意すること。同様の理由から、東大入試実戦模試での点数に一喜一憂する必要もないし、復習する必要もない。
- なお、赤本や青本、東大入試詳解シリーズの解答例は信頼のおける解答例とは言いにくい。さらに、中野芳樹先生は解説を読んでも生徒自身の学力向上につながらないため無駄だと明言している。
- 「信頼出来る解答例」は、中野芳樹先生のホームページに掲載されている解答例や中野芳樹先生が担当する冬期講習『東大国語』で配布される解答集、内野博之先生が配布する解答集や著書『ライジング現代文』に掲載された東大過去問の解答例、東進の林修先生が特進生に配布する解答集くらいであろう。
中野芳樹先生発言録
- 「解説なんか読んだってなんの力にもなりませんよ。信頼出来る解答例を用意して、なぜそれが正しいのかを考えることが勉強ですからね」
- 「こんなん、引用箇所で明らかに筆者の主張やないのに、青本はここを使って書いてるねん」
- 「この筆者は昔東京の駿台講師やったんよね、それが原因か知らんけ東大の青本見たらこの文章作者未詳って書いてあるんよね。現代文で作者未詳って有りえないでしょ、ね?わからんにしても少し調べたら分かる話やしいかに適当に作ってるかよくわかるでしょ?だから青本なんか見いひん方がええし、模試の結果とか気にせんでよろしい」
担当講師
中野芳樹
大阪校-LS/LA/LB/MS/SS/SA/SB/SC、大阪南校-LA/SA
- 長年の東大の過去問研究と指導の成果を惜しみなく授業内で提供してくださる。
- 監修者でもある師が提示する解答は精緻に作成されており、なおかつ生徒が試験本番で再現可能なものとなっている。通年で東大対策を受講することで実力が向上することは間違いない。
- 師が最も生き生きしている授業かもしれない。背景知識の解説も教養として蓄積しておくべきものばかりで、受験勉強を超えて役立つことは多いだろう。
- 授業で扱った問題に関しては、原則、添削を受け付けていない。これは師が授業中に採点基準を説明していることもあるが、自己採点ができないということはすなわち自分の答案の良し悪しが分かっていないということで、今後の学力に全くつながらないからである。もちろん、考えてもよく分からない部分があれば、質問に応じてくださる(が、師の授業が素晴らしいため、疑問が残ることはほとんどない)。
高見健司
神戸校-SA
松波麻貴
福岡校-SA/SB
- 小泉徹先生の後任。