荻野文子

Mon, 29 Mar 2021 05:57:41 JST (1145d)
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荻野文子(おぎのあやこ、1957年 - )は、学研プライムゼミ古文科講師。元駿台予備学校古文科講師、元代々木ゼミナール古文科講師、元東進ハイスクール古文科講師

経歴 Edit

  • 1957年、兵庫県西脇市生まれ。
  • 兵庫県立西脇高等学校卒業。
  • 上智大学文学部国文学科卒業。
  • 元ヒューマンキャンパス講師。 
  • 元駿台予備学校古文科講師。[要出典]
  • 大学受験単科塾TOY(トイ)・Ans(アンズ)・navio(ナヴィオ)塾長。
  • 講師アカデミー」共同主宰。

授業 Edit

 
  • 全文訳と品詞分解を否定した非常に実戦的な授業をされる。
  • 文法事項をわかりやすく公式化するため、初級者や苦手な人にも即効的に一定の効果がある。
  • 一方で、例外を無視した過度の公式化や断定的な表現も多く、専門的な間違いをしばしば指摘されている。

人物 Edit

 
  • ヒューマンキャンパスで試験監督のバイトしていたところ、出口汪先生に見出されて講師になったらしい。
  • 東進では、駿台の高橋いづみ師に対抗してか、「古文のマドンナ先生」として猛プッシュされ、1990年代は超人気講師だった。
  • いづみ師よりも美人であった。
  • 第一線を退いた後は、長らく過年度収録のビデオ授業を使い回しするだけの「客員講師」扱いだったが、退職された模様。
  • ネット上で、「東進ハイスクールで、荻野先生が元・代々木ゼミナールの吉野敬介氏と人気を二分していた」かのような記述が見受けられるが、吉野氏の東進出講開始時、荻野師は既に第一線を退かれ、客員講師待遇であったので、明らかな間違いである。
  • 現在は、学研プライムゼミで古文の全授業を担当されている。
    • 収録されたのは相当前だと推定される。どころか、東進時代に流していた映像をそのまま流用しているにすぎず、古文について学ぶのには悪くないが、大学入試の傾向は必ずしも一致していないため、受講する際は注意するべき。
       
  • 著書の『マドンナ古文』や、同師編著の学校副教材『新修 古典文法』(京都書房)は三輪純也師に猛烈に批判されている。
    • 師いわく萩野氏の本は欠陥だらけなのだが、受験に直結する根本的かつ重大なミスもあるそう。特に、敬語の説明がすべて的外れらしい。

著作 Edit

学習参考書 Edit

  • 荻野文子の超基礎国語塾 マドンナ古文 パワーアップ版』(荻野文子 学研教育出版/学研マーケティング、1992.04、2001.04.04、2013.02.26)
    • 『望月古典文法講義の実況中継』(語学春秋社)と並ぶ受験古文文法書の双璧。
    • 初歩の部分がカットされているので、易しそうに見せかけて、実は高度。
    • 師の授業同様非常に実戦的な参考書である。
    • 上野一孝師をはじめとして、本書をボロカスにけなす批判を加える講師は多い。とはいえ、上野師は秋本吉徳師からは学者扱いされていない。
  • 荻野文子の超基礎国語塾 マドンナ古文単語230』(荻野文子 学研教育出版、1996.3.10、2006.3.3、2013.2.26)
    • 古文単語集の定番。
    • 単語帳はドラゴンイングリッシュ英単語の古文版のようなもので?丸暗記を排除したものとなっている。

一般書 Edit

  • 『百人一首―恋のうた(ワインブックス)』(学習研究社、1990年12月)