藤田修一 のバックアップ(No.1)
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- 1 (2021-07-31 (土) 14:29:25)
- 2 (2022-03-09 (水) 15:09:38)
藤田修一(ふじた しゅういち)は、元駿台予備学校現代文科講師。
経歴
授業
- 「記号読解」で有名ではあるが、講師晩年には講義ではそれほど全面には押し出していなかった。
- 白手袋をして授業していた。
担当授業
人物
- 元現代文科主任教授(1974 - 年度)。
- 後任は二戸宏羲師。
- 75歳で駿台を退職した後、東京工芸大学芸術別科写真技術専修課程を修了。
- 現在は写真家として活動している。
- 現在の関東の駿台現代文科の基本方針を打ち立てた講師である。
- 発見と表現、イイタイコト、同値と対比、言い換え、論と例、など「記号読解」で現代文の読解法を確立した。
- 藤田式記号読解は、二戸宏羲師によって
細々と受け継がれていた。
- 藤田式記号読解は、二戸宏羲師によって
- 授業に関しては賛否両論であった。
- 理系コースの生徒には人気があった。
- 師が主任当時、現代文は
(生物、地理とともに)駿台の弱点と言われており、多くの駿台生が、代々木ゼミナールの堀木博禮先生(あるいは佐藤勝先生)や河合塾の大川邦夫先生を受講していた。 - 東大の青本も執筆していた。
- 当時の青本の解答は、河合塾の大川邦夫先生に「模範解答どころか、合格答案にさえなり難い」と酷評されていた。
- 服装に気を使っており、たいへんお洒落で、女子に人気が高かった。
発言集
- 「私たちの日常は弾丸、何処かで誰かが血を流す」
- 「私たちの日常は濃い髭。そり落とすことで毎日が成り立つ」
- 「この詩の意味は解るかな。解らないでしょう。 この詩の意味が解るために、今日から一年間の授業はあると思って下さい。」
- 対比して「まだあげそめし前髪の~」島崎藤村
- 文語の意味が分かるのに、なぜ現代文が分からないのか・・・
著書
学習参考書
- 『現代文入門』(駿台文庫、1982年)
- 『必修漢字1200選(駿台受験叢書)』(駿台文庫、1983年)
- 『現代文要説(駿台受験叢書)』(駿台文庫、1984年)
- 『現代文演習 入門篇 (駿台受験シリーズ)』
- 『現代文演習 基礎篇 (駿台受験シリーズ)』
- 『現代文演習 中級篇 (駿台受験シリーズ)』
- 『現代文演習 上級篇(駿台受験シリーズ)』
- 『鑑賞昭和文学―近代から現代への架橋』 (駿台文庫、1986年)
- 『鑑賞大正文学』 (駿台文庫、1988年)
- 『基礎から説く 現代文読解の要点(駿台レクチャー叢書)』(駿台文庫、1988年10月25日)
- 『必修小論文90日―名文に学ぶテクニック(駿台受験シリーズ)』 (駿台文庫、1998年)
- 『必修漢字800選』(藤田修一・二戸宏羲 共著 駿台文庫、1991年)
- 『現代文読解の総仕上げ』(駿台文庫、1996年)
一般書
- 『大学入試必ずワカる国語の学習法』(駿台文庫、1986年)
- 『谷崎潤一郎論』(曜曜社1988.12)
- 『「田園の憂鬱」論 : 大正期の感性』(曜曜社1988.12)
- 『写真を素材に始めるデジタル水彩画入門―PhotoshopやPainterで描く7人の作家による水彩画の世界』(毎日コミュニケーションズ 、2004/7/1)
- 『永遠の瞬間―metropolitan Tokyo』(遊人工房 2007/9/1)