赤本 のバックアップ(No.1)
概要
特徴
- 表紙が灼けやすく、赤本というよりは橙本になりやすい。
- 原稿料は上位校ほど高いらしいが、奈良県立医科大学でも5万円程度しか貰えないそうだ。
- 喜壽屋師曰く、センター国語の赤本は学生のアルバイトが書いたものだから青本か黒本を使うようにとのこと。
- 渡辺幹雄師も、東大の赤本は世界史の大論述さえ大学院生が書いたものであり、解答例としては不十分としていた。
- 武富直人師も学生時代、無名大学の赤本を作成していたとのこと。
- 私立高校の数学教師が依頼されて書いていることも多いらしい。
- どうしても解答に納得できない時は講師に質問してみよう。
- 大学側の正しい解答は誰にも分からない以上、赤本に限らずどの答えも鵜呑みにすることなく、多面性を持って問われていることを考える事が肝要である。自分の答えとの差異を研究し、作成プロセスを詳らかにすることも勉強になる。
- 「大事なのは解答例の違いじゃないの!共通点なの!」(大島師談)
- 玉石混淆であり、中には青本より優れた解答・解説もあることはある。
- 赤本を「年度始めから解く」のか「直前期に解く」のかは講師によって様々な意見がある(「過去問」参照)。
- センター英語のリスニングCDは音声が1回しか流れない上、解答時間も短いので注意。
- 本番同様にやるならば記載されているQRコードを読み取り、ホームページ上の音声データを使った方が良い。
- 市谷校舎は、医学部設置大学しか置いておらず数が少ない。センターの過去問は一冊もない。旧帝大+α(青本が出ている大学)は自分で買えと言われる。
- 藤沢校では、2020年度の通常の医系コース廃止が決定した際、2019年度から既に医学部の赤本の導入を取り止め、生徒と担任の間で一悶着あったらしい。
- 単科医大など出版数の少ない大学のバックナンバーはプレミアムが付いており、駿台でもパクられやすい。
- 出版社に注文してもバックナンバーは販売してくれない。
- プレミアムが付きやすい半面、ブックオフでは廉価で売られていることもある。
- 授業にあまり出ないフロホ?主(≒多浪生)御用達の必須アイテムである。
- 2021年入試において、横浜国立大が共通テストのみ(二次試験なし)となったことで、横浜国大の赤本の店頭販売が中止になった。
- どうしてもという人のみに注文で販売するようである。
難関校過去問シリーズ
- 一部、駿台講師も執筆しており、青本ともろに競合している。
- 東大の生物は、大森徹師ではなく、他予備校の大森茂先生なので要注意。
- 古い過去問は価値が高く、受験生ではない参考書マニアや転売ヤーにも人気がある。
- 駿台が対抗して、青本の「東大入試詳解シリーズ」「京大入試詳解シリーズ」を出版している。