講師/数学科 のバックアップ(No.2)
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- 1 (2021-04-02 (金) 08:22:07)
- 2 (2022-03-07 (月) 02:53:21)
- 3 (2022-03-10 (木) 00:20:18)
数学科
講師一覧
あ〜お
青木秀紀、麻野英三、安達秀彦、阿部茂、新井茂樹、池谷哲、石原央、井辺卓也、岩崎拓哉、岩沢潔、岩出雅人、上野理、榎明夫、岡田淳司、小笹俊之、小田昌史、落合信一朗、小野敦
か〜こ
勝美好哲、川角昌吾、川村一彦、日下大輔、楠本正、久保雅照、雲幸一郎、倉沢一郎、藏貫大、小板橋正則、五藤勝己、後藤康介、小林隆章、小山功、近藤象一
さ〜そ
阪本敦子、坂本賀哉、佐野学、澤田肇、鹿野竜也、杉野光、杉山義明、首藤宇俊
た〜と
高島浩、高谷唯人、高橋秀幸、竹中伸夫、谷口昌志、谷口勇介、戸谷隆雄
な〜の
中井大輔、中川真也、難波博、西敬三、西村隆、野崎翔太
は〜ほ
浜口昭夫、林裕信、原田知也、引野貴之、廣瀬皇子、深見正、深見保幸、福井良太、藤井雅之、藤田将志
ま〜も
松岡和哉、松永光雄、三森司、箕輪浩嗣、村上和史、本野誉、森茂樹、森宏征
や〜よ
八木祐一、柳川玉姫、山形直樹、山門努、山澤宏樹、山田吉則、山本由広、湯井定行、横井辰昌、横地、吉岡高志、吉川浩之、吉田浩二、米村明芳
数学科概説
- 主任は 米村明芳先生。
- 東西共に駿台の強い教科の一つ。
- 講師・教材の層が非常に厚く、あらゆる学力の生徒に対応できるのが最大の特徴で、人気講師が多い。
- 米村明芳先生、吉岡高志先生、杉山義明先生の3Y、これに三森司先生を加えた関西数学科四天王の四人が非常に評価が高い。
- 特に三森司先生、米村明芳先生は駿台外部でもかなり名が知られている。
- かつては杉山義明先生ではなく、安田亨先生をもって3Yと呼ばれていた。
- 筆者の主観も多少入るが、数学科四天王各人の特徴を簡潔に記しておく(詳細は個人のページを参照して欲しい。)。講習などの参考にして頂ければ幸いである。
- 杉山義明先生は、分かりやすさで師の右に出る者はいないだろう。(授業時間や扱う問題にもよるが)だんちょうにならない範囲で大まかな方針を書いてから解答を清書する独自の二段階での解説を行い、その問題を解く上で曖昧な点が完全に無くなる。解法も定石を非常に上手く利用するため、誰でも再現できるオーソドックスな解法を習得したい人にオススメ。数学に多少の不安があっても十分ついて行け、担当講座も幅広いため受講講座の担当講師に困ったらとりあえず師で良いだろう。外見や話し方に愛嬌があり、不動の人気を集め続ける。
- 三森司先生は板書量と類題プリントの量が極めて多く、受講の負担が非常に大きいことで知られている。しかし、体系立てられた授業のクオリティーは確かで、解析分野、特に数学IIIの微積分、図形、確率の解説が光る。テキストやテストの範囲に囚われない自由な授業を行うが、基本に忠実でありながら高度で汎用性の高い解法を手を動かしながら叩き込む。師の解法を完全に吸収できれば、その分野に関しては怖いもの無しの実力が身につくはず。またどこか抜けているところがあり、可愛さでは杉山先生に負けていない。
- 吉岡高志先生はどの問題・どの大学にでも通用する正統的な解法を学びたい人にオススメ。小手先のテクニックに頼らず、シンプルだが丁寧で切れ味の良い解法を伝授して下さる。答案の論述に悩んでいる人にとっても得るものは多いだろう。但し、板書がカオスで口頭説明が冗長で多いので注意。睡魔に襲われる者もいるようだ。また、師の説明によりかえって混乱するという生徒もいる模様。
- 米村明芳先生は数学と本質から向き合う授業を展開。各問題に対して非常に厳密で美しい、更に実用性が高い解法を複数見せてくれる。《注》で各問題の元ネタや元となった発想を教えて下さる事もある。完全に上級者向けだが、ある程度数学が得意な人は自分の数学の視野が広がるのを実感できるだろう。板書も一級品だが、口頭説明もメモしておくとより理解が深まるかもしれない。
- ちなみに、関東数学科において関西数学科四天王に匹敵する存在としてBIG3&;《雲幸一郎/小林隆章/森茂樹》が挙げられる。
- このことからも東西を問わず、駿台数学科の実力の高さが伺えるだろう。
- 四天王以外の講師としては、独自に体系化された数学を武器にハイレベルな講義を展開する五藤勝己先生や、若手ながらSS,MSでも高評価を受けている小山功先生らが凄まじい人気を誇る。
- 駿台が関西に進出してきた頃は、関西数学科御三家と呼ばれた上田惇巳先生、青塚剛志先生、細野陽一先生らが主導し、特に青塚剛志先生は絶大な人気を誇っていた。
- 当時の三森司先生は、文系を担当するなど御三家に次ぐ地味な存在だった。
- その頃、関東数学科では中田義元&;先生、根岸世雄&;先生、野澤悍&;先生、山本茂年&;先生の4師(あわせて「3N+Y」と呼ばれた)が主導権を握っていたが、上田惇巳先生がお茶の水校に出講したり、野澤悍先生と共著を出したりするなど良好な関係であった模様。
- 東西間の派閥争いが全く話題にならない、数少ない教科の一つ。
- 互いに互いを賞賛し合うことさえある。
駿台一の毒舌王雲幸一郎先生は『大学への数学』の記事にて、米村明芳先生を賞賛されたことがあった。
- 関東と関西での指導方針がほぼ一致しているからだと思われる。特にBIG3や関西数学科四天王の間ではそれが顕著。
- 互いに互いを賞賛し合うことさえある。