九州大学 のバックアップ(No.4)


 国立大学法人九州大学(英語表記:Kyushu University)
 福岡県にある日本の国立大学。旧帝国大学の一つ。略称は「九大」。

概要 Edit

特徴 Edit

  • 九州、特に地元の福岡では絶大な存在感を放つが、全国的な知名度は意外に低い。
    • 九州以外では、福岡大学と混同されることも多い。
  • 旧帝大ではあるが、地元の福岡出身者の寡占率が高いローカル大学である。
    • 特に地元福岡の公立御三家出身者が群れてウザがられている。

学部 Edit

教養部 Edit

  • 前身は、旧制福岡高等学校
  • 1949年(昭和24年)7月1日 - 一般教養課程実施のため、九州大学第一分校が設置される。
  • 1955年(昭和30年)10月31日 - 九州大学第一分校と第二分校(久留米)を統合し、第一分校校地に九州大学分校が設置される。
    1963年(昭和38年)3月31日 - 九州大学分校廃止。
  • 1963年(昭和38年)4月1日 - 分校跡地に新校舎が完成し、教養部が発足。(六本松キャンパス)
  • 1994年(平成6年)3月31日 - 教養部廃止。
  • 1994年(平成6年)4月 - 全学教育(一般教養教育)を開始。

文学部 Edit

  • 文系学部の中で唯一、二次試験で地歴が必須である。

法学部 Edit

経済学部 Edit

教育学部 Edit

  • 新制大学発足時に法文学部が文学部・法学部経済学部に改組され、さらに教育学部が文学部から分離した。

理学部 Edit

医学部医学科 Edit

  • 源流は1867年(慶応3年)に設立された福岡藩の藩校「賛生館」。
  • 1880年(明治13年)1月10日、福岡医学校開校。
  • 1888年(明治21年)4月、福岡県立福岡医学校廃校。福岡県立福岡病院として病院組織は存続。
  • 1903年(明治36年)3月25日、京都帝国大学福岡医科大学創設〔勅54〕(九州帝国大学の創立より前)。
    • 帝国大学医学部としては、東大、京大に次ぐ歴史を誇り、適塾起源を自称する阪大医には負けていない。
    • 福岡医科大学創設時に、長崎県や熊本県と誘致合戦があり、未だに九大医と熊大医は仲が悪い。
  • 京大医とは兄弟校である。
  • 熊本大、岐阜大が面接を導入し、東大理IIIも面接を復活させたため、入試に面接のない唯一の医学部医学科となった。
    • ただし、元オウムの某のせいで履歴書を提出させるようになった。
  • かつて(2018年度入試まで)は、理科が3科目必要だった(センターで生物化学必須、二次で物理必須)
  • 2020年度入試からとうとう面接が導入される。

医学部生命科学科 Edit

  • 募集定員が異様に少ない(12名)。

医学部保健学科 Edit

歯学部 Edit

薬学部 Edit

工学部 Edit

芸術工学部 Edit

  • 所在地はそのままで、キャンパスの名称は九州大学大橋キャンパス(大橋地区)である。
    • 他学部と離れた大橋にキャンパスがある(博多駅、天神両方からアクセスが良い)。
    • この学部だけ、伊都キャンパスへの移転計画がない。

農学部 Edit

  • ロックバンド「シーナ&ザ・ロケッツ」の鮎川誠さんの出身校として、一部では有名。

21世紀プログラム/共創学部 Edit

  • 正直、意味不明な学部(コース)である。

キャンパス Edit

六本松地区 Edit

かつて福岡県福岡市中央区六本松に所在していた九州大学のキャンパスのひとつ。六本松キャンパスとも呼ばれていた。

六本松地区は、1921年(大正10年)に旧制福岡高等学校が創立された地であり、1949年(昭和24年)の新制九州大学発足時に旧制福岡高等学校が統合されたことに伴い、九州大学の一部となった。1963年(昭和38年)に教養部が置かれて以来、長きにわたり九州大学の教養課程の中心となり、1994年(平成6年)に教養部が廃止された後も全学教育(一般教養教育)が実施されていたが、伊都地区への移転により2009年(平成21年)9月29日に閉校となった。

跡地は2010年(平成22年)3月に独立行政法人都市再生機構 (UR) に売却された。再開発により、北側には福岡市の青少年科学館、九州大学の法科大学院、商業施設、住宅等が入る複合施設「六本松421」が、また、南側には福岡高裁、福岡地裁、福岡地検等の司法関係施設が建設されている[2]。北側部分は、2014年2月にJR九州が落札[3][4]、複合施設、分譲マンションと老人ホームは2017年(平成29年)に完成した。

伊都キャンパス Edit

  • 2005年から2018年にかけて箱崎キャンパスからの移転が完了した。
  • 東京ドーム51個分という破格の広さ。キャンパス単体で見ると日本で一番広い大学。
  • できたばっかりなので全国の国公立大の中でも屈指の綺麗さ。
  • そのキャンパスの風貌を見ると一度は行ってみたいと思える外観となっている。
  • 一方でアクセスの悪さは全国屈指。旧帝大の中では最悪だろう。
    • 最寄駅はJR筑肥線九大学研都市駅だが、キャンパスまで徒歩約1時間である。駅名から「九大」の文字を消した方が良い。
      • そのため、バスが必須。九大学研都市駅から昭和バスが、博多駅から西鉄バスが利用できる。
  • 深夜まで研究や課題をして疲れた人のためか仮眠室が設置された。理系に優しい?裏を返せばブラック。

大橋キャンパス Edit

  • 2003年(平成15年)10月、九州芸術工科大学が九州大学と統合し、芸術工学部九州大学芸術工学部に、大学院芸術工学研究科は九州大学大学院芸術工学府・同研究院となった。
  • 所在地はそのままで、キャンパスの名称は九州大学大橋キャンパス(大橋地区)である。

特徴 Edit

入試 Edit

概要 Edit

  • かつては標準問題の出題が多く、旧帝大にしては対策しやすかった。
  • 近時は、全般的に入試問題自体がアホみたいにかなり難化している。
  • 医学部医学科では、2019年度入試よりセンター生物縛りがなくなったが、相変わらず物理・化学必須である。

英語 Edit

  • 2019年度入試では、英語での要約問題が復活するなど、全体的に傾向が変化した。

数学 Edit

  • 2018年度入試から、小問なしの問題が増え、問題自体の難易度も格段に高くなった。以前よりも対策が必要である。
    • 2019年度入試の問題は一部では京大レベルと騒がれている。
      • 2019年度の理系数学の入試解答速報では駿台、河合塾代々木ゼミナール、北九州予備校が必要な論証が書かれておらず部分点止まり。いわば全滅した。
      • すぐに駿台は訂正が入った(米村大先生のお陰だろうか・・・)。
      • 元九大千葉逸人准教授(現・東北大教授)に「ぐうの音も出ないほど完璧」と仰って頂けるほどの解答に仕上がっている。

国語 Edit

物理 Edit

化学 Edit

生物 Edit

出身者 Edit