一橋大学 のバックアップ(No.6)


 
  • 東京に本部を置く日本の国立大学。
  • 通称は「一橋(ひとつばし)」。

概要 Edit

  • 直接の前身校は、1920年創立の官立旧制東京商科大学
    • 旧三商大(現・一橋大学神戸大学、大阪市立大学)の一つ。
      • 同じく旧制官立高等商業学校(高商)だった神戸大とは兄弟校と言えなくもない。
    • 東京外国語大学の前身校の東京外国語学校も、本学の源流の一つである。東京外国語学校は、本学の東京商業学校~東京高等商業学校時代に合併されており、東京外国語大学は兄弟校とも言える。
  • 旧帝大ではないが、東工大、神戸大とともに、「旧帝一工神」として旧帝大並みの扱われ方をされることが多い(7帝1工2商)。
  • 東大、京大、東工大と合わせて「東京一工」とまとめられることもある。
  • 明治から大正時代にかけて、法科の帝大や政治の早稲田、理財の慶應、工業の蔵前などと並んで、「商業の高商」と言われ、日本の高等教育機関の代表格とされてきた。

特徴 Edit

  • 自由な校風と学問的な懐の深さを誇り、比較的、地方出身者が多い。
  • 東京医科歯科大学、東京外国語大学、東京工業大学と「四大学連合」を組んで東大に対抗している。
    • 四大学連合(複合領域コース)により、東京医科歯科大学医学部保健衛生学科に編入学できる。
    • が、同大学医学部医学科および歯学部歯学科には編入学できない。
  • なぜか医学部設置が悲願で、校内にも張り紙がある。
    • 「四大学連合」を口実に、東京医科歯科大学吸収を目論んでいる(?)。
    • その前に東工大と合併しろ。
  • 社会科学の研究総合大学」を謳っているが、人文科学も学ぶことができる。
    • 第二次世界大戦後に一橋大学が設置された際には文学部の設置が検討されたこともあった。
  • 経済学部では中高の数学の教諭免許状が取れる。

学部 Edit

教養部(廃止) Edit

  • 大学設置基準の大綱化により解体された。
  • かつて教養部に所属していた教員は、あらためて学部、より正確には大学院所属に振り分けられた。
    • 一橋は商・経・法・社の四学部だが、形の上ではそれらの学部・大学院に所属しつつ、実質上はたとえば一年生に英語を教えるといった従来の教養教育を受け持つという、奇妙な形の教員ポストが生まれた。*1

全学共通教育科目 Edit

  • 一橋大学では、1年生のときから各学部での専門教育が始まり、いわゆる教養学部のようなものはありません。そのかわり、「考える基盤を養うための全学共通教育」として、卒業までの4年間にわたり、学部教育と並行して様々な教養科目を一定程度体系的に履修し続けることができるようになっています。これらの教養科目は、多くが学部・学年を問わず履修できるので、「全学共通教育科目」と呼ばれます。

商学部 Edit

経済学部 Edit

法学社会学部(廃止) Edit

  • 1951年に法学社会学部を法学部と社会学部に分離された。

法学部 Edit

社会学部 Edit

大学院 Edit

経営管理研究科(旧商学研究科) Edit

言語社会研究科 Edit

  • 1996年発足。
  • 教養部の後身に当たるが学部化はされなかった。

キャンパス Edit

小平 Edit

国立 Edit

入試 Edit

  • 関西では、地元に同じく旧三商大である神戸大と大阪市大があるためか、あえて志望する受験生は少ない。
    • 関西駿台でも第一志望の人をほとんど見かけないが、東大志望で後期日程を受験する人はちらほらといる。稀に理系経済志望の東大受験者も後期日程に出願する。
  • 駿台では難関国立大学に指定されている。
    • その中でも社会学部が存在する数少ない大学。
  • 関西駿台ではマイナーだが、首都圏や東海地区の駿台および福岡校には専門のコースがある(スーパー一橋大)。
    • スーパー一橋大コースは、かつて、関西駿台でも大阪南校神戸校に設置されていた。
    • 現在、関西駿台での該当コースは「スーパー難関国立大文系」であるが、実際には「スーパー東大文系」あたりでないと合格は難しい。
    • が、合同クラスなので、結局、本人次第である。
  • 駿台の志望大学別対策教材での略称は「H」で、ハイレベルの略称と同じで紛らわしい。
  • かつては、商科大学だった名残なのか、商業高校からの特別選抜があった。
    • 学力レベルの高くない商業高校からの合格例もあった。

概要 Edit

出身者 Edit





*1 河野真太郎・現代ビジネス, 「私が一橋大学の教員を辞めた理由〜国立大に翻弄された苦しい日々」, 2019-06-09, 講談社.