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下妻清(しもつまきよし)は、元駿台予備学校物理科講師。元大阪府立天王寺高等学校教諭。元近畿予備校講師。元大阪予備校・大阪北予備校講師。 -経歴 -授業 -人物 -著作 --学習参考書 --論文 *経歴 [#w8ad98de] -元 大阪府立天王寺高等学校教諭。 -元 京都駿台予備校講師(高校生クラス)。 -元 近畿予備校講師( - 1982年度)。 -元 大阪予備校・大阪北予備校講師(1983 - 年度)。 -元 駿台予備学校講師。 -元 下妻塾主宰。 *授業 [#zba692ff] -板書、講義は常に簡潔かつハイペース。 -たまに落ちる「雷」は鋭かった。 *人物 [#ycc6b010] -大学受験物理の大御所。 -“難系”の服部嗣雄先生と共に関西の大学受験物理のレジェンドである。 -時折、戦時中の話をされた。 --「君たちは戦時中は暗黒時代のように思うかも知れないけど、そんなわけでもな かったと僕は思うよ。」 --「君たちは戦時中は暗黒時代のように思うかも知れないけど、そんなわけでもなかったと僕は思うよ。」 --「僕は(軍の任務で)広島に原爆投下の前日の晩までいたし、軍艦に挟まれてあわや圧死することもあったけど生き残ったね。だから戦争の後、人のために生きようと決心したんだ。」 -著書の『体系物理』(教学社)は“京大物理の原点”、あるいは“京大物理のバイブル”と呼ばれ、長年に渡り京大受験生に愛用され続けている。 --それゆえか、関西駿台の授業との相性もよく、テキストの副教材や、復習用テキストとしても機能しうる。 --微積物理とはまた違った味わい深い問題集である。 --定理の導出に区分求積法を用いるため、微積物理の基本も身に付けられる。 *著作 [#fc4a3c57] **学習参考書 [#kdd6d21b] -『体系物理問題新集』(教学社、1966年) -『新訂 体系物理問題新集』(教学社、1971年) -『新体系物理Ⅰ・Ⅱ問題集』(教学社編集部 編 教学社、197?年) -『新体系物理 新課程用(新体系シリーズ)』(下妻清 著 教学社、1984年9月10日) -『新々体系物理(新々体系シリーズ)』(教学社、1992年9月) -『入試即応 体系新物理IB・II』(下妻清 教学社、1996年8月) -『大学受験 新体系物理Ⅰ・Ⅱ』(下妻清 著/岡田拓史 補訂 教学社、2004年11月) -『体系物理 [第6版](体系シリーズ)』(下妻清 著/岡田拓史 補訂 教学社、2012年10月26日) --実際は8訂版。 --第6版発行時(2012年)の帯では「40年以上のベストセラー!!」と書かれていたが、最近の増刷分の帯では「50年以上のベストセラー!!」となっている。 -『体系物理 第7版(体系シリーズ)』(下妻清 著/岡田拓史 補訂 教学社、2023年4月11日) **論文 [#b30d3334] -下妻清(1969)「高校生にはどういう物理的論理が分かりにくいか : 物理教育シンポジウム : 高校物理教育の現状とその改善 : 理論的思考過程指導上の問題を中心に」, 『日本物理学会年会講演予稿集』, 24.6(0), p.44, 1969, 一般社団法人 日本物理学会.