福崎伍郎 の変更点

Top > 福崎伍郎

福崎伍郎(ふくざきごろう)は、代々木ゼミナール教育総合研究所主幹研究員。

*経歴 [#d04e1e3e]
-香川県大手前高等学校卒業。
-京都大学法学部卒業。

-元 京都YMCA学院大学受験科講師。
-元 近畿予備校講師(1981 - 1982年度)。
-元 駿台予備学校英語科講師(1983 - 1993年度前期途中)。
--1987年度に関西から関東に移籍。
-元 河合塾講師(1994? - 2004年度)。
-元 東進ハイスクール・東進衛星予備校講師(1993年度冬期講習 - 2015年度)。
-元 日本教育フォーラム・プレカレッジコース講師(1999 - ??年度)。

-日本教育フォーラム(名古屋)((現・ビクセス予備校))特別講師(2017年度)。
-代々木ゼミナール講師(2016年度 - )。
-代々木ゼミナール教育総合研究所主幹研究員(2016年度 - )。
*授業 [#fe9664b6]
-授業の始まりの5分は、必ず冗談を言う。
-一文一文を細かく分析し、丁寧に教えていく。
-基本に立ち返った英文和訳の知識を教えてくれる。
-英文を構造と内容の両面から攻めて解釈する。
-英文解釈に情報構造を早くから(1980年代後半)取り入れていた。
-問題ごとに要旨を言い、そのまとめ方なども教えてくれる。
-英作文もわかりやすい。
-板書はとてつもなく早い。
-授業の進度は遅い。
--構文の教材は半分しか進まなかった。
--本人も「私より進度が遅いとクビになる」と自虐していた。
--大島保彦師と進度の遅さを「競っていた」といわれていた。
---池袋校では、高3クラスと高卒のスーパーコースの英語は、進度の遅い大島師、坂井師、福崎師が担当していた。
--あまりに進度が遅いため、市谷校舎では上位層を中心に師の授業を[[カットする>授業を切る]]学生もいた。
---しかしながら、市谷校舎では福崎師が担当しないクラスからの[[もぐり]]も結構いた。
--池袋校でも同様に福崎師の授業を[[カットする>授業を切る]]人もいた。
--遅さを自覚したからか、1992年度の池袋校での高卒、高3クラスの「英語構文演習A」「英語構文演習B」を最後の章を除き終わらせた(全体の約9割を終わらせた)。
---講義中、「例年、授業の進行が遅いと言われるので、そう言われないよう今年はいつもより早めに進めます。」という話をされた。

#br
-東進では、英語構文と長文読解の授業を主に受け持っていたが、どの分野もオールマイティにこなせる講師。
-長文読解においてはパラグラフリーディングの信奉者であり、ディスコースマーカーに注目しつつ、オーソドックスなパラグラフリーディングの手法について教えてくれるとともに、授業でパラグラフリーディングによる英文解釈の手本をみせてくれる。
-元駿台講師とあって英語構文の授業も充実していた。
ここでも奇をてらわないオーソドックスな説明をする。
-淡々と英文に向かうので、東進の派手な英語科の中ではあまり目立たない存在だったが、中〜上層の人の受講者は割と多かった。
*担当授業 [#e59c37d3]
**通期 [#m765027d]
-英語構文演習A
--市谷校舎 午前部理3α 1988年度
--池袋校 東大文系スーパー、水曜高3クラス 1992年度
-英語構文演習B
--池袋校 東大理系スーパー、早慶大理系スーパー、国公立大理系セレクト、私大理系セレクト、早慶大文系スーパー、国公立大文系セレクト、私大文系セレクト、水曜日高3クラス 1992年度
-英語総合問題B-I
--[[アカデミー校]] 早慶大文系スーパー 1992年度
-英語長文演習
--お茶の水3号館 午前部理1 1985年度
-英語長文演習A
--[[アカデミー校>アカデミー校舎]] 午前部私文1 1988年度
-医系英語研究
--市谷校舎 医系スーパー(A〜D組) 1992年度

-ヒアリング
--お茶の水3号館 午前部理1α(A組・B組) 1988年度
---C組・D組は神澤徹師。
*人物 [#dbff24e4]
-若い頃はかなりのイケメンで、長岡恭史師と並び女子学生に絶大な人気があった。
--1993年度前期途中の電撃退職の際に、急遽、代講となった仲本浩喜師は、福崎師と同じ記号の使い方をしないことを、福崎師ファンの女子学生に泣きながら抗議されたという。
--%%最近は、板尾創路化が進んでいると言われている。%%

//板尾創路さんのほうが若いだろ。
//顔が似てきたって意味で、老化って意味じゃねーだろ
-『きめる! センター英語』(学研)の著者としても知られ、[[竹岡広信]]先生が台頭する以前は''センター英語対策の第一人者''だった。

-四大予備校+近畿、YMCAを渡り歩いている。

-元々は、京都の近畿予備校から移籍した京都校の講師で、1987年度からは東京中心に出講。

//---関東移籍には表三郎師との不仲説もある。
-関東移籍後も、1993年度の途中まで毎週月曜日の週1日のみ京都校にも出講していた。
-駿台では関西の桜井博之師と同期だったらしい。
-駿台時代、主にお茶の水校の早慶大文系スーパー、市谷校舎の医系スーパー、池袋校のほぼ全クラスを担当していた。
-3号館ではヒアリングの授業でさえ、教室が満杯だった。
-講習では私大英語、構文系の授業を主に担当していた。
-講習の担当講座は真っ先に締め切られてなかなか受講するのが難しかった。
-1993年度の駿台退職は突然で、学生も夏期講習の校内生申込み日に知らされたらしい。

-駿台の前の近畿予備校には、わずか2年しかいなかったが、懐かしむオールドファンは多い。
--1981年度にいったん駿台に就職が決まっていたが、浪人時代の恩師である近畿予備校の橋本實氏が説得して近畿で教えるようになった。
--近畿では1981年度になぜか福田という名前で出講していた。
--近畿での1982年度の担当講座は「分析英文解釈」。他に英文法も担当していた。

-東進ハイスクールでは主に東大対策講座を担当していた。
--後任は森田鉄也先生。
*著書 [#p20222b1]
**学習参考書 [#z3ee2559]
-『福崎の 英文法・語法 頻出問題解法(大学受験実戦ゼミV)』(学習研究社、1994年10月)
-『福崎の 英文読解 頻出問題解法(大学受験実戦ゼミV)』(学習研究社、1995年9月)
-『福崎の 英語長文 頻出問題解法(大学受験実戦ゼミV)』(学習研究社、1997年4月)

-『きめる! センター英語(センター試験V BOOKS(1))』(学習研究社、1997年)
-『きめる! センター英語』(学研プラス、2014年)
-『きめる!共通テスト 英語リーディング(きめる!共通テストシリーズ)』(福崎伍郎・緒方孝 学研プラス、2020年6月18日)

-『福崎の英語長文特講(シグマベスト―大学入試CD講義)』 (福崎伍郎 著 文英堂、1998年6月1日)

-『名人の授業 福崎の英文読解―勝利のパラグラフリーディング』(福崎伍郎 著 東進ブックス/ナガセ、2000年9月1日)

-『英語長文読解の王道 パラグラフリーディングのストラテジー(1) 読み方・解き方編(河合塾SERIES)』(島田浩史、福崎伍郎、米山逹郎 著 河合出版、2005年8月29日)
-『英語長文読解の王道 パラグラフリーディングのストラテジー(2) 実戦編[私立大対策](河合塾SERIES)』(島田浩史、福崎伍郎、米山逹郎 著 河合出版、2005年12月13日)
-『英語長文読解の王道 パラグラフリーディングのストラテジー(3) 実戦編[国公立大対策](河合塾SERIES)』(島田浩史、福崎伍郎、米山逹郎 著 河合出版、2005年12月13日)
-『英語入試問題解法の王道(2) 英作文のストラテジー(河合塾SERIES)』(福崎伍郎 監修/島田浩史、米山達郎、望月嘉信 著/Karyn Ivory 英文監修 河合出版、2004年4月28日)

-『大学受験 減点されない英文解釈』(福崎伍郎、柴田卓也 著 学習研究社((現・学研プラス))、2010年3月10日)
**一般書 [#j8865e6a]
-『福崎流・合格への英語(ゴマブックス)』(ごま書房、1997年)