入門英文問題精講 4訂版 の編集

　『入門 英文問題精講 4訂版』は、竹岡広信先生の著書。 　　https://www.amazon.co.jp/dp/4010345713 #br >ISBN10：4-01-034571-3 ISBN13：978-4-01-034571-9 JAN：9784010345719 著者：竹岡広信 著 出版社：旺文社 発行日： 2019年7月19日 仕様：二色/単色／A5判／256頁 価格：1,320円 (本体1,200円+税) < *概要 [#x029b1ed] -原仙（原仙作先生）で有名な旺文社の伝統ある''「標準問題精講」シリーズ''のサブセットである''「入門問題精講」シリーズ''の一冊。 --英語は「入門 ◯◯問題精講」だが、他科目は「◯◯入門問題精講」になっている。 --「入門問題精講」シリーズは2011年に発売された比較的新しいシリーズである。 -『英文必修問題精講（初版）』→『必修 英文問題精講（改訂版）』→『入門 英文問題精講（3訂版）』と、改訂の度に書名変更されており、非常に紛らわしい%%ので古本を買う場合は要注意%%。 --ちなみに、本書の姉妹書で、戸澤全崇師が改訂版まで執筆（共著）していた『入門 英語長文問題精講』も、『必修 英語長文問題精講（初版）』→『入門 英語長文問題精講（改訂版）』→『入門英語長文問題精講（3訂版）』と書名変更されている。 *特徴 [#h8298c81] -竹岡広信師が、大御所の宇佐美光昭先生((元國學院大學短大講師。元予備校講師（札幌予備学院～代々木ゼミナール札幌校～河合塾札幌校）。))を引き継いで改訂した。 --なお、宇佐美光昭先生は完全に引退したわけではないようで、2021年に改訂された中原道喜先生の『基礎英文問題精講 4訂版』を補訂している。 --ちなみに本書を執筆している時、竹岡師は「なんで俺がこんな簡単なの書かなあかんねん」とボヤいていたらしい。%%ならなぜ執筆依頼を受けた？%% -''4訂版''となっているが、竹岡師が全面改訂した''実質、新刊''である。 --ちなみに、''第4版ではなく4訂版''である。「重版」という言葉があるように第◯版だと単なる増刷も含むこともある。 -竹岡師の参考書としては珍しい、初級者向けの内容。 --ただし、竹岡にしては平易だが、決して入門的な易しい文ばかりではない。 --執筆時の理念はYouTubeで語られている。動画は[[こちら>https://youtu.be/QgES9tpgHH4]]。 --普段は多読を唱える竹岡師であるが、本書や動画ではしっかりと品詞や文法を考えながら読むことが言われている。 「精読力なくして多読なし」ということなのだろう。[独自研究] -本編に入る前に、読むための基礎文法が「英文法の基本講義」としてわずか16頁に超コンパクトにまとめられている（旺文社のウェブサイトで講義動画も見られる）。 --品詞の説明から始まり、苦手な人でも取り組むことができる。 //--''精読力''を付けるのに適している。 -解説は話し口調も混ざり、ややくだけている。 -なお、「英文問題精講」シリーズは、入門・基礎・標準と難易ですみわけはされているものの、それぞれ著者が異なるため、接続が悪く互換性も低い。

ページの更新 ビジュアル編集モードに切り替える 　『入門 英文問題精講 4訂版』は、竹岡広信先生の著書。 　　https://www.amazon.co.jp/dp/4010345713 #br >ISBN10：4-01-034571-3 ISBN13：978-4-01-034571-9 JAN：9784010345719 著者：竹岡広信 著 出版社：旺文社 発行日： 2019年7月19日 仕様：二色/単色／A5判／256頁 価格：1,320円 (本体1,200円+税) < *概要 [#x029b1ed] -原仙（原仙作先生）で有名な旺文社の伝統ある''「標準問題精講」シリーズ''のサブセットである''「入門問題精講」シリーズ''の一冊。 --英語は「入門 ◯◯問題精講」だが、他科目は「◯◯入門問題精講」になっている。 --「入門問題精講」シリーズは2011年に発売された比較的新しいシリーズである。 -『英文必修問題精講（初版）』→『必修 英文問題精講（改訂版）』→『入門 英文問題精講（3訂版）』と、改訂の度に書名変更されており、非常に紛らわしい%%ので古本を買う場合は要注意%%。 --ちなみに、本書の姉妹書で、戸澤全崇師が改訂版まで執筆（共著）していた『入門 英語長文問題精講』も、『必修 英語長文問題精講（初版）』→『入門 英語長文問題精講（改訂版）』→『入門英語長文問題精講（3訂版）』と書名変更されている。 *特徴 [#h8298c81] -竹岡広信師が、大御所の宇佐美光昭先生((元國學院大學短大講師。元予備校講師（札幌予備学院～代々木ゼミナール札幌校～河合塾札幌校）。))を引き継いで改訂した。 --なお、宇佐美光昭先生は完全に引退したわけではないようで、2021年に改訂された中原道喜先生の『基礎英文問題精講 4訂版』を補訂している。 --ちなみに本書を執筆している時、竹岡師は「なんで俺がこんな簡単なの書かなあかんねん」とボヤいていたらしい。%%ならなぜ執筆依頼を受けた？%% -''4訂版''となっているが、竹岡師が全面改訂した''実質、新刊''である。 --ちなみに、''第4版ではなく4訂版''である。「重版」という言葉があるように第◯版だと単なる増刷も含むこともある。 -竹岡師の参考書としては珍しい、初級者向けの内容。 --ただし、竹岡にしては平易だが、決して入門的な易しい文ばかりではない。 --執筆時の理念はYouTubeで語られている。動画は[[こちら>https://youtu.be/QgES9tpgHH4]]。 --普段は多読を唱える竹岡師であるが、本書や動画ではしっかりと品詞や文法を考えながら読むことが言われている。 「精読力なくして多読なし」ということなのだろう。[独自研究] -本編に入る前に、読むための基礎文法が「英文法の基本講義」としてわずか16頁に超コンパクトにまとめられている（旺文社のウェブサイトで講義動画も見られる）。 --品詞の説明から始まり、苦手な人でも取り組むことができる。 //--''精読力''を付けるのに適している。 -解説は話し口調も混ざり、ややくだけている。 -なお、「英文問題精講」シリーズは、入門・基礎・標準と難易ですみわけはされているものの、それぞれ著者が異なるため、接続が悪く互換性も低い。