小泉徹
Tue, 25 Jun 2024 11:29:04 JST (149d)
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小泉徹(こいずみ とおる)は、駿台予備学校現代文科、論文科講師。京都市右京区在住で京都校、京都南校など京都府各校舎中心に出講している。福岡校は2019年度をもって撤退された。
経歴
授業
- 『現代文(センター対策)』の担当が多い。『現代文読解研究』の担当になった際も半分以上センターの授業になる。
- 師の授業を受ければセンター現代文とはどういうものか分かると同時にいかに師がセンター現代文を研究しているかが分かるだろう。講習でも締め切ることが多い。
- 『現代文読解研究』などのテキストから『冬のセンター現代文』のテストまでとにかく中野芳樹先生が作った問題をベタ褒めする。師の出講する校舎には中野芳樹先生は出講しないのだがそれも御構い無しである。
- しかし、中野芳樹先生のような客観的読解法を用いず本文内容の解説が多い(プリントには意外と客観的読解法のようなものが書いてあるが、実際の解説でそれに基づいて解説をすることはない)。誤肢の切り方などは教えて下さるが体系化されたものではない。
- センター試験の問を種類別に大別して網羅したプリントを配布する。
- このパターンの問は何年の本試、何年の追試に出ていてこういう選択肢である、というものをずらっと並べたものである。本当にセンター現代文(の問及び選択肢の作り)を分析し尽くしておられる。
- しかし新テスト導入により、このスタイルの授業は後1、2年しかできないとおっしゃっていた。
- 現代文に対する心構えだけではなく入試に対して意識しなければならないことも話してくれる。
- 限られた厳しい時間で解答するために、選択肢を検討する前の本文を読む段階からある程度網を張るようにおっしゃり、自身の過去問分析から網を張るべきポイントをまとめたプリントを配ってもらえる。
- センター試験の問を種類別に大別して網羅したプリントを配布する。
- とにかく過去問を重視した授業をする。
- 予想問題に対しては(中野芳樹先生が作ったものなど例外はあるが)辛辣なコメントをする。特に青パック、他の予備校の模試に対してが多い。(ただし、話を聞いていると、青パックが毎年改訂されていることも知らないようで、昔1回見た印象をずっと言い続けているだけらしい。つまり、
デマもしくはウケ狙いの作り話である。) - 2013年度小説『地球儀』を大絶賛しておられる。(1人の主人公を途中で2人に分けたところを特に絶賛しておられる)
- 対して、2010年度小説『楽隊のうさぎ』は駄作だとおっしゃっていた。(人間関係が息子と母親くらいしかないからだそう)
- 予想問題をボロカスにしつつも、「センターの過去問の研究は駿台が一番優れている。模試なんかを見れば一発で分かります」とも仰る。
- (表現技法で人称に注目する、という問題で)「人称に注目するってのは、駿台は分かってます。中野さんしかり、僕しかり、清水さん(関東現代文科で膨大な量の模試を担当しておられる)も分かってますね、そんなことは。
でも河合塾とかは気づいてないんですよ。」
- (表現技法で人称に注目する、という問題で)「人称に注目するってのは、駿台は分かってます。中野さんしかり、僕しかり、清水さん(関東現代文科で膨大な量の模試を担当しておられる)も分かってますね、そんなことは。
- 中野芳樹先生同様、(誤った認識をされている)「読めれば解ける論」を嫌っておられる。
- 「こういう奴に限って『読めれば解ける』とかって言うんですよねwあのクソみたいな理論。もう本当、バカうけw」
- 実際、内容説明しかしないような授業展開をする授業は切られる可能性がかなり高い。
関西よりも関東に多いとかなんとか
- 様々なジャンルの雑談をなさる。
- 理系の『現代文読解研究』などで進度が早いと半分以上雑談になることも。
- 雑談と言っても、本文内容の理解を助けるための雑談ではなく、無関係な雑談がほとんどである。
- 雑談が多いため、講習においてしっかりとした解説を受けたい人は別の講師で受講をした方が良い。
- しかし、雑談は面白いものも多いため、余裕があるのであれば、小泉漫談を見に行くのも悪くはない。
- ただし本当に多い。2行進んで何か気になる語句を見つければ、その語句に関する雑談へと逸れていく。戻ってきても、また2〜3行進めば・・・の繰り返し。
- 通期の授業では、2週かけても一つの文章すら終わらないということも。
- それも含めて味わいがあるのである。
- 社会の裏事情を教えてくれるので社会勉強になる。
駿台では珍しく思想が保守的であり、自称「右翼」といっておられる。話す内容はネトウヨそのものである。日本の行く末を案じているようだ。(中国・韓国のことをひたすら悪く言うので、女子生徒の中には聞いていて気分が悪くなるという人もいる。)曰く、「馬鹿の極致が文在寅大統領」らしい。- 野党(特に日本共産党)をお嫌いな様子。
- これは「批判するだけなら誰でもできるのだから、批判するのならその対案を示し、他の人に還元しなくてはならない」という師の精神に基づく。
- 所謂「人権派弁護士」を嫌っておられる。言ってることがちんぷんかんぷんなのだそう。
- 現代文の講義を受けているつもりが、気付けば政治・経済学、国際関係論、映画史、アメフトの話・・・と何の講義を受けているかわからなくなることも。最近は大谷翔平の話、政治関係の話が多い。オバマは無能、トランプは有能と豪語されていた。
- (年齢を重ねている)人文系の東大、京大教授を見てもちっとも凄いと思わないらしい。
- 他講師の雑談も多い。大御所先生の若かりし頃のエピソードとかも聞けたりする。竹岡広信先生、中野芳樹先生、五藤勝己先生(「汚らしい髭の五藤」「ファイブの五藤」と呼ぶ)、米村明芳先生、杉山義明先生辺りがよく出てくる。生物科の伊藤和修先生とも仲が良いらしいく、話に出て来ることもしばしば。
- たまに林秀範先生が出てくる。たまに世界史のことなんかについて質問するのだそう。
- 「『林さん、これって○○なの?』って聞いたらね、林さん笑いながら『あー、えっとね、小泉さん、それ嘘w』って言ってたんですよ。これ実話です。」
- 基本的にクラスを考えず他講師関連の雑談をするため、何のことかよく分からないことも多い。
- この大阪校wikiをある程度見ていればクラスの担当講師以外の講師の雑談も面白く聞こえるハズ。まぁそんな暇もあまりないだろうが。
性格に見合わず字はすごく綺麗。また一字が大きいため見やすい。- 「はい、コレは大事なことなので板書とります。必ず書き取ってください。」
- とにかく雑談の多い。
このページの充実度合いから察していただけるだろう。
担当授業
通期
春期講習
夏期講習
冬期講習
直前講習(Ⅱ期)
直前講習(Ⅲ期)
その他(各種イベント類)
人物
- 2019年度時点で66歳。
- 師曰く、70歳までは講師を続け、70歳になると京都市で配られる「敬老乗車証」を手に入れ生徒に見せつけたいらしい。
- 「はい、それじゃあさっそく授業を始めます。プリント〇枚配ります。」
- 英語科竹岡広信先生をカメレオン、数学科中川真也先生を熊に例えるなら、師は信楽焼のたぬきに例えるべきであろう。
- ちなみに杉山義明先生はドラえもんである。
- 岡田了一郎先生とよく王将に行く。
- 生徒に点を取って入試を通すためのことを教え、現代文は教えないとおっしゃっている。従って、自身のことは「講師」ではなく「職人」だとおっしゃる。
- そして、岩手勇二先生は師の授業のことを「ドラクエ攻略本」とおっしゃったそう。
- 「こんなの『国語』じゃありません。でもそんなこと言ったって始まりませんから。」
- 口はかなり悪いが、生徒の成績を上げるという意識は感じられる。
- 教員セミナーを開催しておられたようだが、そこに来た
点が取れなさそうな教え方をしていそうな高校教員とバトルし、論破した体験談をすごく嬉しそうにお話になる。- 「『じゃあ、あなたはセンターの過去問見て、研究して、それを生徒に還元したんですか?』って聞いたらね、黙りこくりやがったのw要するにやってもないのに、方法論持ってもないくせに批判してたんですよ。もうバカウケですよw」
- 「あいつらね、僕の教え方とか見てね、『こんなの文学じゃない!』とかって言うんですよ。もうバカウケw当たり前じゃん!」
- 「『文学ガー』とかいうやつにセンターの質問してみ?『うーんこうとも読めますね〜うーん分からん!』って言われてはぐらかされて終わるんだから!」
- 「俺は君達に愛情なんて持ってないから!」「学問のことなんて喋る気はありません。テクニックです。」などとおっしゃるが、師から見て文化系の学問がどんなものなのか、といったタメになる話をしてくれることも割とある。案外ツンデレなのかもしれない。
- 論文科を兼任しており、京都地域と福岡校の『医系論文』担当(大阪は中野芳樹先生、福岡校では『小論文』も毎年担当)。
- 2015年度後期中盤より網膜剥離により蚊が飛んで見えるようになったらしい(いわゆる飛蚊症)。その蚊をジェイソンと名付け相棒としている。
- 『医系小論文 テーマ別課題文集』の前版を中野芳樹先生などとの共著で出していた。
- 現在の改訂版は中野芳樹先生単独の執筆になっている。
- かつて九大の青本を執筆していた(現在は池尻俊也先生)。
- 浪人経験がある。ちなみに通っていたのは駿台。
- 曰く「現役の時は数学0点だったが、浪人時に死ぬ程やって118点まで上げた」らしい。
- 好きな映画などのことを話すこともよくあるが師の年齢(2017年度現在64歳)を考えると趣味はとても若々しい。
- インターネットなどから最新の情報を得ているらしい。
- 桐谷美玲の大ファンである。
- 最近株やFXを始めた。1ヶ月の稼ぎが500円の時などがあるらしい・・・(よくネタにする)。これらを始めたことで、師の機嫌が株価のグラフと比例するようになった。また師はよく自身のことを悪人(=金の亡者)だと言うが、自分を悪人と認めるほどの善人はいないものである。本当は愛情溢れる善人なのであろう。
- 今後の人間の競争相手はAIだと主張している。「そのうち、化学ロボットとか、数学ロボット杉山先生とかが生み出されるよ。ただ、英語ロボット竹岡先生と現代文ロボット小泉先生は生み出せません。」理由は、口の悪さと雑談の多さは再現不可能だからだとおっしゃっている。
- グローバル化に対応できない人間は滅びる、と仰る。
- 司法試験に挫折して予備校講師となったところ成功したという経歴を持つ。
- その経験から特に文系は、出世ばかりに囚われず柔軟に生きるべきだという話をして下さった。
- その際霞ヶ関から天下りし共同通信に勤める師の友人の事を引き合いに出していた。交流は広いようである。
- とはいえ学歴だけは拘っておくべきだとも。
- 師曰く、「学歴で箔が付く」のだとか。そうは言いつつも、「でもね、箔がついたところで結局は大学出てからが勝負なんですよ。そこからはもう大学とかあんまり関係ないからねぇ」とも仰っていた。
- 事実、東大や京大を出ても何もできない、とされてる人や所謂「高学歴ニート」とされる人がいることも考えれば納得のいく話ではある。
- 雑談でも、ある商社の役員が「東大や京大を出てる人ってのは営業では半分も使えませんねぇ」と話した、というエピソードが話される。
- その経験から特に文系は、出世ばかりに囚われず柔軟に生きるべきだという話をして下さった。
- 卒業した生徒のエピソードを教えてくださることが多い。生徒ウケはなかなか良い。
本人が一癖も二癖もあるためか出てくる生徒も一癖も二癖もありそうな人ばかりである。- 師自身も唸ってしまう程の秀才が登場し、その生徒の頭が良いポイントを教えて下さる。頭の良い人の思考回路が知れて、人生勉強になる。
- また、秀才ではないものの、面白い人もよく登場する。
- 師はこれらの卒業生と未だに連絡を取り合っているのだという。
- 総じて言えば、どうやらユニークな人がお好きなようだ。流石は自由の学風の京大卒、と言ったところか。
- 中経出版のセンター現代文の参考書(黄色本)を出すために準備をしていたが、中経出版と揉めたためその話はなくなった。
- 竹岡広信先生と特に仲が良く(ドラゴンイングリッシュの後書きにも名前が掲載されている)、雑談の大半は竹岡先生の話題である。講師室ではいつも座席は向かい合わせ。「タケちゃん」と呼ぶほどだから相当であろう。
- 『現代文読解研究』の授業では、テキスト作成者が中野芳樹先生であるため、中野芳樹先生の担当がない京都地区でもよく話に出し激賞する。これでもかというくらい誉めちぎる。「この問題はもう、完璧だよ。教える要素が全部詰まってる。こりゃあ中野さんだからできるんだよ。あの人はね、もう間違いなく日本一。作問の力、説明能力、品格。全部揃ってる。関東の霜なんてクソ。はっきり言いますけどね。」
- 一方で『現代文(センター対策)』の読解のメルクマールの解説の時は「ここを問題にするのはさすがに目の付け所が違うね。これは霜さんだから気付けるんだろうね。流石です。」と褒める。
- クソとかなんだかんだ言いながらも、霜栄先生のことは同業者として尊敬しているらしい。
- 京大のアメフト部であるギャングスターズをこよなく愛し、ギャングスターズ志望の浪人生には特別指導を行うほど。校内生向けの講演会では勉学のことには一切触れずにギャングスターズの話題だけで1時間話し通した。
- 河合塾をとにかく嫌う。
- 駿台で教えるよりも前に河合塾の面接を受けたらしいが、面接官の態度が非常に癪に障ったらしい。
- 河合塾と揉めたこともある模様。
- Z会にも出講していたらしい。今もそうなのかは不明。因みにZ会のことは、解答速報でも全然分かってないと言ってめちゃめちゃに貶す。
- 映像授業が主流になりつつある今、予備校業界が焼野原になるのを見届けるのが夢になっている。
- 息子から「パワハラで辞めさせられるならまだ良いが、セクハラだけはやめてくれ」と言われたらしい。
- 「クソ」「アホ」「ボケ」などかなり口が悪いが、根は優しく、真面目な人ではあるので質問や進路相談などには丁寧、かつ親身になって対応して頂ける。
上位コース講師陣特有のツンデレである- ご老齢ではあるが、趣味の若さからか、今の若者の感覚にも理解を示してくれる。
- 極力、「今の若い奴らは…」といったことは言わないようにしているそう。
- 師曰く、「そんなこと言ってる奴は時代に取り残されて、うだうだ言ってるだけ。有能な奴が出てきたらその凄さを認めないと。」とのこと。
- 体力的に関西と福岡の行き来が厳しくなってくることも考えられるため、福岡校には後数年しか出講しない可能性もあるとおっしゃっていた。
- 具体的には2019年度で終了。
- 塾講師をしていた頃は英語も教えていたらしい。
- 高校時代は吹奏楽部で、なかなかの強豪だったらしい。
- 高校在学中に停学を6回くらっている。
- しかし、高校一年生までは、模範生となるような真面目な人間だったらしい。
想像し難い
- しかし、高校一年生までは、模範生となるような真面目な人間だったらしい。
- 事実の歪曲が多い日本のメディアを嫌っている。NHKから国民を守る党が大好きらしく、「僕とゴ藤君(おそらくファイブの方であろう)は駿台のN国ですからね」とまでおっしゃった。
- 文在寅大統領を大大大絶賛している。
- 私立では早稲田の政経を称賛されている。
- 「下から上げない(要はエスカレーター式が無い)のが良い」とのこと。
- 「純度が高いんですよ、早稲田の政経とかは。
馬鹿が入ってこないんです」
語録
- 「赤本はバカ本、黒本はグロ本、青パックはアホパック」
- 「これはお世辞でもなんでもないです」
- 「僕は予備校講師とバカにされたって全然悔しくない」
- 「あいつらはアホですよ」
- 「そんなもんです」
- 「はっきり言うときます」
- 「これはばかうけですよ」
- 雑談の始まりによく仰る。そして大概は「ばかうけ」である。
- 類義語として「もうこれは傑作ですよ」
- 「入試なんて丸暗記」
- 「いるんですよね、そういう馬鹿講師が。私ですけど。」
- 「センター追試を解かない講師は、はっきり言うけどクソ。」
- 「中野さん、ありゃ俺と違って何でもできる。スーパーマンだよ、ほんとに。」
- 「池谷は米村さんのお弟子さんなんだよ。駿台にはねぇ、そういう師弟関係多いんだよ。杉山も岩沢さんと師弟関係だし、あと生物の伊藤君も大森君の一番弟子だからなぁ。」
- 「タケちゃんはねぇ、洛南で教えるのなんか半分ボランティアだって言ってるよ。」
- 「慶應大学は凄さは認めます。でも嫌いです。」
- 主にその校風が気に入っておられない模様。(先生と呼ぶのは福沢諭吉だけ、三田会などの超縦社会など)
- ただし、皮肉でも何でもなくその凄さはしっかりと認めておられる。
- 「みんなが倒れるから全倒(統)マーク」
- 「河合塾のバンザイシステムはみんなお手上げシステム。」
- 「河合塾なんかいつもセンター試験の粗探ししてここが違うって言ってるでしょ?だからダメなんだって。センター試験が間違うわけないじゃん。」
- 「河合塾はクズだからクズが作った模試ももれなくクズ。はっきり言うときます、金の無駄。」
- 「青パックやれと言う大人がいますけどね、じゃああんたは青本が効果あるって検証したんか?青パックやってる生徒とやってない生徒とで点数比較したんか?と思いますけどね。」
- 「こんなん学問じゃないですよ。」
- 「学問なんか教える気ありませんよ。点取らせるために教えてるんです。満点取ってください。」
- 「過去問に勝るものなんてありませんよ。何よりも先に過去問やってください。」
- 「過去問こそ最高にして最善のテキストである。」
- 「万物の根源は金です」
- 師1番の名言であろう
- 「予備校教師なんてね、社会不適合者の集まりですよ。中川とかもモロそうですよ。」