化学特講
Sun, 28 Mar 2021 04:55:14 JST (1337d)
設置校舎
テキスト
- 作成は石川正明先生。
第1章 構造 =静をとらえる=
§1 原 子
§2 結 合
§3 結合と構造,そして性質
第2章 変化 =動をとらえる=
§1 反応の分類
§2 反応の理論
授業
- 前半は「構造の理論」を深く講義するが、「反応の理論」は平衡以外は軽く触れる程度。
- 例えば、「有機の反応は電子に注目すると、こんなすっきり理解出来ます。」みたいな駿台でのやり方の紹介のような説明が多い。
- 理論分野を静の世界と動の世界に分けて詳しく学ぶ。
- 無料体験授業(新高3用)で気体と蒸気圧を扱って完成する。
- 時期的な問題もあって受講する生徒は少ないが、「駿台らしい」化学を学ぶにあたってとなれば、実は一番大事な分野を扱う。
- 山下幸久先生曰く、現役生にとって原子の構造について授業するのはこれがラストチャンスらしく、「他の講座は取らんで良いからこれだけは取ってくれ」と強く勧めてくる。
- ただ、通期の山下幸久先生の『高3スーパー化学α』を受講する場合、テキストでは自習扱いになっている混成軌道を初回の授業で扱うが、時間が短いためこの講座を受けておくと良い復習になる。
- 石川正明先生担当分の講義は体験授業も含め、京都南校で1期間のみ設置される。
- 山下幸久先生の担当は京都校のみで師の『高2スーパー化学』を受講している多くの生徒が京都校に流れ込んでくる。
- 初日から混成軌道の話をみっちりしたり、なかなか中味の濃い講座(テキスト)である。
- が、一方で受講者の9割近くを占める新高3生が付いて行けるか甚だ疑問である。
- 理論分野については通期よりかなり深いので、春期講習でありながらも受けると毎日20分は必ず延長する。
担当講師
- テキスト後半の反応部分については扱わず(反応分野のサブノートだけは配る)、構造分野を4日間みっちり授業する。
- そのため現役生でもついて行きやすい。師曰く、後半の反応部分は夏期『化学特講I(計算問題)』で授業をするが、前半部分はもう授業がないからだそうだ。それでも毎日30分ぐらいの延長をする。
- この講座を受講すると気体法則、実在/理想気体、溶解度、コロイド、希薄溶液以外の理論分野のサブノートを師から頂ける。
- 解き方重視で深い背景的なことは敬遠するとして有名な師であるが、本講座では理解のために必要な背景的なことを存分に話してくれる。
- 大阪校を担当していた。後任は伊達正人先生。
仲森敏夫
神戸校
白井康寛
豊中校、茨木校
丸本竜太郎
天王寺校
片山雅之
福岡校