亀田隆 のバックアップ(No.1)
亀田隆(かめだ たかし 1953 - )は、元代々木ゼミナール講師。駿台予備学校数学科講師。
経歴
授業
- 授業自体は至って普通。
- 隠れた実力派講師であり、光田義師に授業スタイルが似ている。板書もかなりのクオリティーなのだが、賛否両論ある。
- 同値変形など数学IIB分野の解説を得意としており、参考書も出している。
- どちらかと言うと解説がメインな授業。
- 板書しながら説明するので問題が解き終わるまで板書が止まらない。そのため生徒は考えを整理する隙がない。
- 問題解説はわかりやすいが、年のせいなのか問題解説の途中で自分の考えが混乱してしまうことがある。また息切れぎみである。
- 板書のミスが割とある。予習はして来ているので板書ミス自体には気づくが、どこが違うかを見つけるのに苦戦し、生徒に指摘されることが多い。
- 一つの解法にこだわらず、いくつかの解法を教えて下さる。
- 必要とあらば、基礎の説明や確認もする。
- 長年、東北大理系数学を研究しており、東北大入試実戦模試の作成担当および青本の執筆(理系のみ、文系は蓼沼師が担当している)をしている。
- 代数・幾何を得意としており、問題集も出している。そのためか、XS(XN)§2の担当が多い。
- なお、問題集はかなりよく出来ており、基礎〜標準を網羅するために解く価値は十分ある。授業が解説の話になる事が多い事もあり、問題集の製作は向いているのかもしれない。
担当授業
通期
- 数学XH§2(2号館-SP,SQ)
- 東北大理系数学研究(2号館)
春期講習
出講無し
- 東北大理系数学(お茶の水校)
冬期講習
- 東北大理系数学(お茶の水校)
直前講習
直前Ⅰ期
出講無し
直前Ⅱ期
- 東北大プレ理系数学演習(お茶の水校)
人物
- 超ベテラン講師で、1985年度には既に代々木ゼミナールに出講している。
- 当時の同僚で現役なのは、安田亨師、永曽仙夫師と代ゼミの現代文・酒井敏行先生くらいであろう。
- 面倒見のいい講師である。
- 優しくて人のよさそうなおじさんである。
- 質問対応は廊下でも答えてくれるので丁寧。
- パンフレットの写真とは全く違い、白髪混じりである。
- 全国大学入試問題正解の解答者の一人。
- Z会のチェック&リピートの著者。
- 過去仙台校にも出講していた関係もあってか高村正樹師と共著で本を執筆したり、東北大数学を担当している。
- 浅井さやか師から「亀爺」と呼ばれ「必要十分の鬼」と恐れられていた。
- 木村光一師、河合塾の麻生雅久氏とともに、土師政雄師の愛弟子で、旺文社の土師政雄版「基礎問題精講」シリーズは、それぞれ師との共著である。
- 土師師の死後は、この三人で師の代表的著作である旺文社の「標準問題精講」シリーズを引き継いでいる。
- 文部科学大臣の萩生田光一氏に激似である。
- 声はかなり小さい。マイクをしていても聞き取れない事も。
- 上記にもある通り息切れ気味なので、心配である。
著作
- 『基礎代数・幾何問題精講』(旺文社)
- 土師政雄師と共著。
- 『基礎確率・統計問題精講』(旺文社)
- 土師政雄師と共著。
- 『解法のプロセス 数学Ⅱ・B』(旺文社)
- 「標準問題精講」シリーズの後継書。
- 土師政雄師の後を継いで執筆。
- 『数学Ⅱ・B標準問題精講』(旺文社)
- 『解法のプロセス 数学Ⅱ・B』の改訂版。
- 改訂の際に、前身のシリーズ名『標準問題精講』に戻された。
- 元々が『標準問題精講』であるので、ウェブサイト「水野の数学参考書レビュー」の「当初「解法のプロセス」シリーズとして発売された演習書が、他教科で定番となった「標準問題精講」シリーズに編入されたもの。」という表現は、認識不足かつ不適切である。
- 『数学II・B 標準問題精講 [改訂版]』(亀田隆 著 旺文社、2014年4月11日)
- 新課程版(通算、三訂版)。
- 『数学II・B 標準問題精講 [三訂版]』(亀田隆 著 旺文社、2020年7月10日)
- 通算、四訂版。
- 『数学 軌跡・領域 分野別 標準問題精講』(亀田隆 著 旺文社、2016年9月20日)
- 『数学Ⅰ・Aチェック&リピート』(Z会出版)
- 『数学Ⅱ・Bチェック&リピート』(Z会出版)
- 『数学Ⅲチェック&リピート』(Z会出版)