松本孝子 のバックアップ(No.20)


松本孝子(まつもと たかこ)は駿台予備学校現代文科講師。駿台予備学校西日本地区現代文科主任。

詳細は「駿台大阪校wiki_EX:松本孝子」を参照のこと。

経歴 Edit

授業 Edit

  • 関西では主に『京大現代文』を担当しており、特に京大現代文の随想問題に対しての評価はピカイチである。
  • 関西の現代文講師の例に漏れず論理マーカーに線を引く方法を取るが、師の場合は解答に必要な論理マーカーをチェックし、論理的に解答の根拠になる箇所のみ線引きする。
    • したがって霜栄師の指導法など、オーソドックスは解答法が定着している場合でも抵抗なく授業を受けることが可能。
    • 関東の読解法と、関西の修辞学的方法論とを3:7くらいでハイブリッドさせたような感じである。
    • 関西の方法論も用いているため、表現問題、比喩説明問題でも効果が発揮される
  • 提示される模範解答や解説も非常に精緻である。
    • 京大の青本の解答解説の執筆は師が担当している。
      • 東大の青本とは比べものにならないくらい質と評判が良い。

担当授業 Edit

 主に関西方面に出講し京大突破レクチャーで東京にも出講するほか、通期教材京大現代文を監修している。

 夏期講習は例年、名古屋校浜松校京都校京都南校福岡校に出講。

通期 Edit

2020年度

《担当授業》

2018年度

《出講校舎

曜日校舎
月曜日名古屋校
火曜日浜松校
水曜日大阪校
木曜日丸の内校
金曜日名古屋校丸の内校

《担当授業》

オンデマンド・サテネット講座 Edit

2016年度〜

通…通期、春…春期講習、夏…夏期講習、冬…冬期講習、直…直前講習

「●」…設置あり、「-」…設置なし

講座名
法政治経済小論文

春期講習 Edit

  • 〇〇〇〇-

夏期講習 Edit

2020年度

期間1限2限3限
A期間
B期間
C期間
D期間
E期間
F期間
G期間
H期間
J期間

2019年度

期間1限2限3限
A期間
B期間夏のセンター現代文(名古屋校)医系論文(名古屋校)
C期間現代文特講(名古屋校)夏のセンター現代文(名古屋校)
D期間京大現代文(京都南校)京大現代文(京都校)
E期間小論文(浜松校)京大現代文(浜松校)
F期間小論文(名古屋校)夏のセンター現代文(名古屋校)
G期間夏のセンター現代文(名古屋校)京大現代文(名古屋校)
H期間医系論文(名古屋校)高1、2スーパー国語(名古屋校)
J期間京大現代文(福岡校)医系論文(福岡校)

2018年度

冬期講習 Edit

2020年度

期間1限2限3限
A期間
B期間
C期間
D期間
E期間
F期間
G期間
H期間
K期間

2019年度

期間1限2限3限
A期間冬のセンター現代文(名古屋校)
B期間京大文系国語(名古屋校/後半)医系論文(名古屋校)京大理系国語(名古屋校/前半)
C期間冬のセンター現代文(大阪校)京大文系国語(大阪校/前半)、京大理系国語(大阪校/後半)
D期間冬のセンター現代文(大阪校)医系論文(大阪校)
E期間京大国語(浜松校/前半)、東大国語(浜松校/後半)医系論文(浜松校)
F期間高1・2スーパー国語(丸の内校/前半、名古屋校/後半)冬のセンター現代文(名古屋校)

2018年度

期間
A期間冬のセンター現代文(名古屋校)冬のセンター現代文(名古屋校)
B期間京大文系国語(名古屋校/後半)医系論文(名古屋校)京大理系国語(名古屋校/前半)
C期間冬のセンター現代文(大阪校)京大文系国語(大阪校/前半)、京大理系国語(大阪校/後半)
D期間京大理系国語(京都南校/前半)、京大文系国語(京都南校/後半)医系論文(大阪校)
E期間冬のセンター現代文(浜松校)京大国語(浜松校/前半)、東大国語(浜松校/後半)
F期間高1・2スーパー国語(丸の内校/前半、名古屋校/後半)冬のセンター現代文(名古屋校)

直前講習(I期) Edit

2019年度

日付
1/6CP現代文(名古屋校)
1/8CP現代文(名古屋校)
1/10現代文FA~センター攻略法~(名古屋校)
1/11
1/12CP現代文(名古屋校)現代文FA~センター攻略法~(浜松校)
1/13CP現代文(浜松校)
1/14CP現代文(名古屋校)CP現代文(名古屋校)
1/15CP現代文(大阪校)CP現代文(大阪校)

直前講習(II期) Edit

2018年度

日付
1/28人文・教育系小論文(名古屋校)
1/29
1/31法・政治・経済系小論文(名古屋校)
2/1
2/2京大プレ文系現代文(大阪校)京大プレ理系現代文(大阪校)
2/3
2/5医系プレ論文(大阪校)
2/6
2/7医系プレ論文(名古屋校)
2/8
2/10京大プレ理系現代文(浜松校)
2/11
2/14京大プレ理系現代文(名古屋校)京大プレ文系現代文(名古屋校)
2/15
3/3法・政治・経済系小論文(神戸校)
3/4

その他 Edit

2017年度

2018年度

2019年度

人物 Edit

  • 自称「駿台予備学校の超ベテラン講師」「准長老講師」。(本人ツイッターより)
    • 超長老の多いこの業界において、超ベテランと言えるかは微妙なところである。
  • 元々は名古屋校講師で、今でも基本は名古屋校で指導しているが、京大突破レクチャーの際にはお茶の水校へも出講する。
  • 京都校は、本当に若い頃レギュラーで出講していて、そのあと、浜松校ができる前の数年、医系小論文とセンター試験の特設単科で出講し、ここのところは夏期講習京大現代文で年に一度来るって感じです。
  • 大学三年くらいから、将来の選択肢として検察官があって司法試験の勉強、東京銀行(合併前)に憧れていてリクルート活動していた。
    • 司法試験は五月に落ちて、大学院に合格した。
    • 院に落ちていたら、ゼミの大先輩から声かけたもらっていた東京銀行に行った可能性が高いらしい。
  • 一人称は主に「ぼく」。
  • 口調が少し気怠げである。
    • 聞いていて不快、とかそういうことでは全くなく、むしろ心地よい声と喋り方である。
  • 地下鉄で遭遇することがあっても大きな声で呼びかけないように。
  • 『現代文(センター対策)』を任されている。
  • 「(川戸昌校長の名古屋校への出講が少ない)夏期講習期間中の質問はぜひ松本先生に」と川戸昌先生も推薦しておられた。
  • さすがに名古屋弁を駆使した超ハイクオリティーな授業を・・・ということは流石にないようである。
    • 小泉徹先生と川戸昌先生は師のことを「松本さん」とお呼びになる。
    • 川戸昌先生には時々「松ちゃん」呼ばわりされることもあるとか。
  • プライベートでの一人称は「僕」で、SNSなどで書き込む際には「オイラ」とするそうである。
  • 講師室では眼鏡をかけていることがある。
  • 服はロックテイストのものが多い。厨二が好んで着るような服でも完璧に着こなすのだから不思議。本人はゴスパンクファッションを好んでいるらしい。
    • タクシーで職業を聞かれても美容師で通用するらしい。
    • 「黒のみ」、「青のみ」、「赤と白のみ」など、カラー統一コーディネートを好む。
    • 生徒の中にも男女問わずその容姿とファッションに惹かれる人多し。
    • 昔はもっと奇抜で地下鉄に乗ると乗客に引かれていたんだとか。また初めて駿台に来た年はアフロヘアだったらしい。
      授業中のヘッドセットの付け方が独特。ヘッドセットは黒以外に青、赤などを持っていらっしゃる。
  • 還暦を過ぎたら着物を着て授業をしてみたいらしい。その際は丸谷美衣先生を巻き込んで二人でする予定だとか。
    • 間違えて開放型自習室として使われている部屋に入り、そこで授業を開始しても5分間は気づかない(自習室なので現代文以外をやっている生徒も当然多かったが、「今日は現代文って気分ではないのかな?」としか思わなかったらしい。)、愛用の色チョークセットを講師室に忘れてきたことに気づくのが開始20分後(なお、気付いた直後は白だけで切り抜けようとしたが、結局諦めて教務部の方に依頼、持って来てもらっていた。)、少人数を相手にした講座で授業終了直前にマイクのスイッチがオフなのに気がつく、小説の授業で最初から最後まで登場人物の苗字を間違えて講義する、etc.
    • 天然発言もそれなりにする。時々杉岡貴弘先生や丸谷美衣先生の雑談のネタにされる。
  • 教学社から医系小論文の参考書を出している。
  • 京大実戦模試は出題する本文素材の選び方や傍線の付け方、模範解答などどれを取っても非常に京大現代文の核心を付いており相当完成度が高い。おそらく、京大現代文の模試作成において、師の右に出る者はいないだろう。
  • 2012年度まで名古屋校の『高2スーパー国語』『高3私大国語』『高3スーパー国語』でペアを組んでいたため、古文科丸谷美衣先生と非常に仲が良く、講師室でもいつも向かい合わせで座り、2人で並んで行動する。
    • 数学科の小山功先生×五藤勝己先生や英語科中西稔人先生×数学科吉岡高志先生のような関係。
    • 丸谷美衣先生のことを「ま↓る↑た↑に↑」と呼び捨てにできる。それくらいの仲。
    • 一時期は2人とも授業時に手袋を使っていた(しかも同一製品の色違いを)が、師はペン型チョークホルダーを購入したのを機に手袋を使わなくなった。丸谷美衣先生は引き続き使用。
  • 15・16・17年度も丸の内校の『高1スーパー国語』(17)、『高3スーパー国語』で引き続きペアだった。名古屋校の『古文』は前田春彦先生(15)と瀬古啓希先生(16・17)。浜松校の『古文』は岩名紀彦先生。
  • 小坂恵子先生にとっては、人生唯一の友人。
  • 丸谷美衣先生以外にも駿台講師との交友関係は中々広く、雑談に他の講師が登場する事がしばしばある。
    • 竹岡広信先生のことを「竹ちゃん」と呼んでいるらしい・・・と噂されたが、本当だった。
    • 師の声真似ができる先生が駿台には結構いる(丸谷美衣先生、杉岡貴弘先生など。本人は丸谷美衣先生が一番上手いと思っているようだ。)。そして、どれもなかなか似ている。場合によってはクラス担任にも真似される。
  • 最近は料理にも精通しているコメントが見受けられる。
  • ロシア文学が大好き。冬になったらウイスキーを嗜みながらロシア文学を読みたいらしい(著書の著者紹介欄より)。
  • 好きな作家はイタリアのアントニオ・タブッキ。
  • 趣味は海外旅行。ヨーロッパの小さな美術館を巡るらしい。
  • 2019年度前期、「チョークホルダーの色とチョークの色を一致させて欲しい」とアンケートで書かれ、およそ8年振りに猛省したらしい。
  • 駿台ホームページの「京都大学への道」内にある師からの激励メッセージは必読である。本当にカッコいい。
  • パンフレットよりも実物の方が若く見える稀有な講師
    • 年齢は不明だが、上述のオサレ具合も相まって若々しく見える。
  • 25年前に購入したシャツを未だに着ている。師曰く、パンツのサイズは若干大きくなったがトータルでみると体型は変わってないらしい。
  • 2020年度よりTwitterを始められた。さらに新型コロナ流行による授業中止を受けて、noteによるブログ投稿も開始。受験情報の発信を能動的に行ってくださっている。現代文の読解法に関しても触れてくださっているので、読解法や解答法が教えられていない人は特に参考にしてみると良い。

著作 Edit

学習参考書 Edit

  • 『短期攻略 センター 現代文 <改訂版>(駿台受験シリーズ)』(奥村清次・松本孝子・小坂恵子 共著 駿台文庫、2015年3月5日)
    • 川戸昌先生、勝道興先生に替わって改訂版から執筆参加。
  • 『短期攻略 大学入学共通テスト 現代文(駿台受験シリーズ)』(奥村清次・松本孝子・小坂恵子 共著 駿台文庫、2020年10月15日)
  • 『小論文 テーマ別課題文集 21世紀を生きる(駿台受験シリーズ)』(中野芳樹・奥村清次・小泉徹松本孝子 共著 駿台文庫、2000年7月1日)
  • 『小論文 テーマ別課題文集 21世紀を生きる <改訂版>(駿台受験シリーズ)』(中野芳樹・奥村清次・小泉徹松本孝子 共著 駿台文庫、2006年12月21日)
  • 医系論文 入試頻出17テーマーこれからの医療をめぐる論点ー(駿台受験シリーズ)』(奥村清次・河田喜博・橋立誉史・松本孝子 共編著 駿台文庫、2023年5月31日)
    • 中野芳樹編著だった「『医系小論文 テーマ別課題文集』のコンセプトを継承しつつ、最新のテーマを扱う新しい参考書。」(松本先生Twitterより)
  • 『医系小論文 最頻出論点20 (赤本ポケットシリーズ 845)』(松本孝子 教学社、2004年10月1日)
  • 『医系小論文 最頻出論点20 [改訂版](赤本ポケットシリーズ)』(松本孝子 著 教学社、2009年10月28日)
  • 『医系小論文 最頻出論点20 [3訂版](赤本メディカルシリーズ)』(松本孝子 著 教学社、2017年6月12日)
  • 『駿台 実戦模試演習 京都大学への国語(大学入試完全対策シリーズ)』(全国入試模試センター 編 駿台文庫、年度版)
    • 古文の前田春彦師と共編(古文は前田先生、現代文は松本先生が編集責任者)。
    • 川戸昌師の後任。
    • 「はじめに」は先代の川戸師が書かれた文章をずっと使っていたが、2020年度版(2021年受験用)で改訂した。
    • 2023年度版(2024年受験用)から模試実施の際の学部別平均点だけでなく、合格者平均点を掲載しています。これは自己採点の時に自分のレベルを知って目標を立てるのに役立つよ。
  • 『京大入試詳解 25年 現代文 2019〜1995』(駿台予備学校 編 駿台文庫、2020年3月6日)
  • 名古屋大学文系青本
    • 法学部論文の監修(執筆は奥村清次?先生)。
    • 以前は現代文を書いていたが、現在は河田喜博?先生が担当。