化学特講II(無機化学) のバックアップ(No.3)
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設置校舎
- 高卒全校舎
概要
- 夏の『化学特講』の一つ。
特徴
- レベル:4-8
- 例年間違える人がいるが、この授業は【HG】ではない。
- 校内生(『高3スーパー化学α』受講者を除く)は後期に無機を扱うので、現段階での優先度は低い。
- 京大受験者は、無機の重要性を考えると冬期の『京大化学』が良いだろう。
- 反応式の分け方は講師によって異なる。パンフレットに記載されている10通りという分け方は景安師の好きなやり方で、吉田師は5通り派なんだとか。
- 景安師は授業で「自分の好みの面もある」としている。特に5つに分けてある酸塩基反応については共役酸・共役塩基に触れ、すべて根本は同じとおっしゃる。中村師も(通期含め)同様のことをおっしゃるが、中村師は「遊離」などの用語を捨てて1パターンと見なすべきだと強くおっしゃるが、景安師はわかりやすさのためなどを考え、あえて5つに分けている。これはただ表現の仕方の違いである。
- 『夏からの無機化学』よりはレベルが高い。
- 他の特講同様、早慶以上の難関大学志望者向けの講座である。
- 細川豊師編集時代と違って、テキスト・内容の大幅増大に伴い、東工大や医薬系の細かい知識にも対応している。
- この講座は、各論的知識を詰め込む講座ではなく、あくまで反応機構を理解して化学反応式を自分で立てられらようにするための講座である。
- 『化学特講III(有機化学)』と同じく、受講するべきか否かは人による。
- 受講してもよいという意見としては、特講Ⅲと同様に、費用的、時間的に余裕があるならば、十分受講を検討する価値がある、という声がある。無機の細かい各論は2学期や冬期講習でもカバーできるが、時期的に夏にまとめて学習するのもいいのかもしれない。
- 受講する必要ないという意見としては、無機は有機同様、後期にやるので無理に受講する必要はないだろう。他の分野より巻き返しも可能な所でもある、という声がある。
- 吉田隆弘師によれば、この講座と『化学特講Ⅰ(計算問題)』とをセットで取るのが現役Sα生の化学に関してのベストの取り方、とのこと。
テキスト
テキスト
- 監修は細川豊→景安聖士(2016〜年度)
- 350ページを超える分厚さ。
- 2016年度に全面改訂され、全体的に分量が甚だしく増え、基本演習や自習問題が数多く掲載され内容もかなり充実した。しっかりモノにすればどの大学でも無機分野では満点が狙えるだろう。
- 『化学特講I(計算問題)』と同様、テキスト作成者は本講座のテキストは受験直前まで使って欲しいと前書きで伝えている。
- 内容としては理論的考察から入り、無機化学を網羅していく。
- 丁寧で読みやすくて分かりやすいため、比較的万人受けすると思われる。
- 無機はひたすら暗記だという認識を改めさせてくれる大変良質な教材である。
- テキスト作成者は景安聖士。
- 2015年度までは細川豊。
- 2016年度より全面改訂され、350ページを超える分厚いテキストになった。これは今まで最も分厚かった『化学特講Ⅲ』を超える厚さである。
- テキストは景安師が自画自賛するほどの大変すばらしい出来であり、無機はひたすら暗記だという認識を改めさせてくれる。無機分野において満点を狙えることだろう。
- 景安師がこのテキストより良い無機化学の参考書は世に存在しないと(笑いまじりに)豪語されるほど。
- そのせいかはわからないが、内容がカブっている師の無機化学の参考書は改訂されることなく絶版となっている。
- 「このテキスト誰が作ったと思いますか?私ですよ私!」
- ただし、講習1日目におよそ170ページ進むので覚悟しておくこと。
- テキストは景安師が自画自賛するほどの大変すばらしい出来であり、無機はひたすら暗記だという認識を改めさせてくれる。無機分野において満点を狙えることだろう。
- 景安氏曰く「このテキストは夏で覚えられなくても受験期までに覚えられれば良い」とのこと。
授業
- 各論は授業では扱う時間があまりない。
- テキストに詳しくまとめられているため問題はない。
担当講師
他の『化学特講』と比べるとあまり人気のない先生の担当が目立つ。
伊達正人
富永剛史
蒲谷敏志
小笠原将人
設置一覧
校舎 | 期間 | 講師 | 備考 |
京都校 | A3 | 蒲谷敏志 | |
京都南校 | B1 | 伊達正人 | |
B2 | |||
大阪校 | C1 | 小笠原将人 | |
F2 | 淵野英俊 | ||
大阪南校 | C2 | 淵野英俊 | |
F2 | 伊達正人 | ||
上本町校 | C3 | 小笠原将人 | |
神戸校 | G3 | 伊達正人 | |
西大寺校 | B1 | 蒲谷敏志 | |
名古屋校 | C2 | 伊達正人 | |
J2 | |||
浜松校 | B2 | 小笠原将人 | |
広島校 | C3 | 富永剛史 | |
福岡校 | H1 | 富永剛史 |