九州大学 のバックアップ(No.33)


九州大学(きゅうしゅうだいがく、英語: Kyushu University)は、日本の九州にある国立大学。略称は九大(きゅうだい)。

福岡県福岡市西区に本部を置く。旧帝国大学7校の1つで、 文部科学省が実施しているスーパーグローバル大学事業のトップ型指定校ならびに指定国立大学法人に指定されている。

概要 Edit

九州大学は、1949年(昭和24年)に旧制九州大学等を包括して設置された国立大学である。

1867年(慶応3年)に設立された賛生館を起源とする九州帝国大学を直接の母体としている(旧帝大の一つ)。

2003年(平成15年)に九州芸術工科大学を吸収、2004年(平成16年)に国立大学法人による設置へと移行した。

特徴 Edit

  • 九州、特に地元の福岡では絶大な存在感を放つが、全国的な知名度は意外に低い。
    • 九州以外では、福岡大学と混同されることも多い。
  • 旧帝大ではあるが、地元の福岡出身者の寡占率が高いローカル大学である。
    • 特に地元福岡の公立御三家出身者が群れてウザがられている。
  • 某wakatte.tvの学歴厨が「九州以外出身の九大生、負け組説」を唱えて顰蹙を買っている。

基幹教育院 Edit

 主体的な学びのできるアクティブ・ラーナーの育成のための実践、研究組織。創立100周年を機に2011年(平成23年)10月に設置された。 2016年(平成28年)7月に文部科学省教育関係共同利用拠点「次世代型大学教育開発拠点」として認定されている(2026年度(令和8年度)末までの予定)。

学部 Edit

教養部(廃止) Edit

  • 前身は、旧制(官立)福岡高等学校
  • 1949年(昭和24年)5月31日 - 新制九州大学の発足により、包括され九州大学福岡高等学校となる。
  • 1949年(昭和24年)7月1日 - 一般教養課程実施のため、九州大学第一分校(福岡市大坪町),第二分校(久留米市小森野町),第三分校(久留米市国分町)を設置。
  • 1950年(昭和25年)3月31日 - 九州大学福岡高等学校廃止〔法51〕。
  • 1951年(昭和26年)3月31日 - 第三分校を廃止。
  • 1955年(昭和30年)10月31日 - 九州大学第一分校と第二分校を統合し、第一分校校地に九州大学分校が設置される(第二分校廃止)。
  • 1963年(昭和38年)3月31日 - 九州大学分校廃止。
  • 1963年(昭和38年)4月1日 - 分校跡地に新校舎が完成し、教養部が発足。(六本松キャンパス)
  • 1994年(平成6年)3月31日 - 教養部廃止。
  • 1994年(平成6年)4月 - 全学教育(一般教養教育)を開始。
  • 2011年(平成23年)10月 - 基幹教育院設置。

法文学部(廃止) Edit

  • 日本政府の高等教育機関拡張計画の一部として、1924年9月26日に九州帝国大学法文学部が創設され、美濃部達吉が学部長になり、1925年4月20日に第一回入学式が挙行された。
  • 1949年(昭和24年)4月1日 - 文部省令10号により、法文学部が廃止され、法学部経済学部・文学部が設置。

法学部 Edit

経済学部 Edit

文学部 Edit

  • 文系学部の中で唯一、二次試験で地歴が必須である。

教育学部 Edit

  • 新制大学発足時に法文学部が文学部・法学部経済学部に改組され、さらに教育学部が文学部から分離した。

医学部医学科 Edit

  • 1867年(慶応3年)、黒田藩の藩校として西洋医学の医育機関「賛生館」を設置。
    • 1872年(明治5年)8月に「学制」が施行されるといったん廃館となったものの、附属病院はその間も継続した。
    • 廃藩置県後も存続したものの、公立学校は全廃すべきという文部省の布達(明治五年第十三号。)によって廃止となった。
  • 1874年(明治7年)12月3日、賛生館の附属病院を新たに診療所として福岡県,旧藩校修猷館内に開設(修猷館内診察所)。
  • 1877年(明治10年)6月25日、修猷館内診察所,東中洲に移転し福岡病院として開院。
  • 1879年(明治12年)7月1日、福岡病院廃止,同所に縣立福岡医学校を開設〔県達甲95〕。福岡医学校仮規則制定〔県達甲96〕
    • 福岡病院は県に移管され縣立福岡医学校附属病院と改称。
  • 1880年(明治13年)1月10日、縣立福岡医学校開校。
  • 1883年(明治16年)4月、福岡医学校,甲種医学校として認可。
  • 1888年(明治21年)3月31日、福岡甲種医学校廃止,4月1日より同所に縣立福岡病院を開院〔県告8〕。
  • 1896年(明治29年)6月、中洲から筑紫郡千代村字東松原(現在の東区馬出の九州大学病院キャンパス)に移転。
  • 1903年(明治36年)3月25日、京都帝国大学福岡医科大学創設〔勅54〕(九州帝国大学の創立より前)。
    • 縣立福岡病院は京都帝国大学福岡医科大学附属医院となる。
    • 帝国大学医学部としては、東大、京大に次ぐ歴史を誇り、適塾起源を自称する阪大医には負けていない。
    • 福岡医科大学創設時に、古くから医学の盛んだった長崎県や第五高等学校が設置されていた熊本県との間で誘致合戦が行われたが、結局は賛生館の流れを汲む縣立福岡病院を母体に設置された。
      • 「福岡は全県あげて誘致運動を展開し、県立福岡病院の敷地・施設を寄付することとした。長崎は医科大学よりは高等商業学校の新設を希望して辞退することとなったが、熊本は当時九州の中心都市であるという自負があり、熊本に決定するのを当然視していたためか、誘致運動は高まらなかった。福岡内定説が出るに及んで誘致運動をようやく本格化させたが、出遅れを挽回することはできなかった。そのため、未だに九大医と熊大医は仲が悪い。
  • 1911年(明治44年)4月1日、九州帝国大学医科大学と改称。
  • 1919年(大正8年)4月1日、九州帝国大学医学部
  • 1947年(昭和22年)10月1日、新制九州大学医学部
  • よって、京大医とは兄弟校である。
  • かつて(2018年度入試まで)は、理科が3科目必要だった(センターで生物化学必須、二次で物理必須)
  • 2014年度から熊本大、岐阜大が面接を導入し、東京大(理科三類)も面接を復活させたため、入試に面接のない唯一の医学部医学科であるだった。
    • ただし、元オウムの某のせいで履歴書を提出させるようになった。
  • 2020年度入試からとうとう面接が導入される。
  • 伊都キャンパスには移転せず、馬出地区の病院キャンパスに残っている。

医学部生命科学科 Edit

  • 平成19年4月1日、医学部生命科学科を設置。
  • 「日本で数少ない『医学部の中の』生命科学科」ということが最大の特徴。
  • 3年生の前期まで、医学科と同じ医学教育(基礎医学および臨床医学の一部)を受けながらも、臨床医ではなく、「研究者」として生命科学分野で活躍する人材の育成を目指します。
    • 定期試験も医学科と同じものです。
  • 少数精鋭。募集定員が異様に少ない(12名)。
    • の割に偏差値はそこまで高くない。やはり卒業しても医師免許を取れな…

医学部保健学科 Edit

  • 明治28年(1895年)、県立福岡病院看護婦養成所設置。
  • 明治36年(1903年)6月、京都帝国大学福岡医科大学附属医院看護婦養成科設置。
  • 明治42年(1909年)、看護婦養成科を看護員養成科と改称。
  • 明治44年(1911年)4月、九州帝国大学医科大学附属医院看護員養成科と改称。
  • 大正8年(1919年)4月、九州帝国大学医学部附属医院看護員養成科と改称。
  • 昭和20年(1945年)、看護員養成科を厚生女学部と改称。
  • 昭和23年 4月、九州大学看護学校と改称。
  • 昭和36年 1月、九州大学医学部附属看護学校と改称。
  • 昭和46年 4月、九州大学医療技術短期大学部(看護学科・診療放射線技術学科・衛生技術学科)設置。
  • 平成14年10月、九州大学医学部保健学科(3専攻8講座)として発足。
  • 平成15年 4月、九州大学医学部保健学科第1回生入学。
  • 平成18年 3月、九州大学医療技術短期大学部閉学。

歯学部 Edit

薬学部 Edit

工学部 Edit

農学部 Edit

  • ロックバンド「シーナ&ザ・ロケッツ」の鮎川誠さんの出身校として、一部では有名。

生物資源環境学科 Edit

生物資源生産科学コース(分野:農学、生物生産環境工学、生物生産システム工学、農政経済学)
応用生物科学コース(分野:応用生命科学、食糧化学工学)
地球森林科学コース(分野:森林機能制御学、森林機能開発学、生物材料機能学)
動物生産科学コース(分野:アニマルサイエンス、水産科学)

理学部 Edit

  • 理学部は1939年の物理学科、化学科、地質学科、1942年の数学科の開設に始まる。

芸術工学部 Edit

  • 所在地はそのままで、キャンパスの名称は九州大学大橋キャンパス(大橋地区)である。
    • 他学部と離れた大橋にキャンパスがある(博多駅、天神両方からアクセスが良い)。
    • この学部だけ、伊都キャンパスへの移転計画がない。

21世紀プログラム(廃止) Edit

  • 正直、意味不明な学部(コース)であった。
  • 21世紀プログラムは、専門性の高いゼネラリストの育成を掲げて、2000年(平成12年)に学士課程に設置されたコースである。各学部から1名から数名の入学定員を割り当てられ、AO入試によって学生が選抜される。
  • また、他学部の1・2年次生の21世紀プログラムへの転籍制度もある。
  • 21世紀プログラムに入学した学生は学籍の管理上いずれかの学部に学籍を置くものの、21世紀プログラムの学生として扱われ学籍番号も固有のものが与えられる。
  • 必修科目が少なく、一部の科目を除いて全学部のほぼ全ての授業を受講することができる。
  • このコースを選択した学生は大学で学ぶ内容を自主的に方向づけ決めなければならないように教育課程が設定されている。
  • この教育プログラムは、2003年(平成15年)度の文部科学省「特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)」に採択された。
  • 2018年(平成30年)度には廃止され、共創学部となった。

共創学部 Edit

共創学科 Edit

人間・生命エリア
人と社会エリア
国家と地域エリア
地球・環境エリア

大学院 Edit

 九州大学では、平成12年4月の「全学大学院重点化」(大学院により重点をおいて教育研究組織を構成すること)の完了とともに、全国でも初めての「学府・研究院制度」を設けました。
これは、大学院の教育研究組織である「研究科」を、大学院の教育組識としての「学府(Graduate school)」と、教員の所属する研究組織である「研究院(Faculty)」とに分離して、相互の柔軟な連携をはかるものです。

 九州大学では大学院組織が研究部/教育部(九州大学での名称は研究院/学府)に分けられている。研究院には教員が所属し、大学院生は学府に所属する。

学府(大学院) Edit

 教育組織としての組織

人文科学府 Edit

人文基礎専攻
歴史空間論専攻
言語・文学専攻

地球社会統合科学府 Edit

  • 教養部の流れを汲み、平成6年(1994)に九州大学大学院比較社会文化研究科として発足。
  • 平成12年(2000)に、九州大学の「学府・研究院制度」採用にともない、大学院比較社会文化学府(日本社会文化専攻、国際社会文化専攻)と改称。
  • 平成26年(2014)に新学府「大学院地球社会統合科学府」に改組。

地球社会統合科学専攻 Edit

人間環境学府 Edit

 従前の文学研究科社会学専攻・心理学専攻、教育学研究科、工学研究科建築学専攻、健康科学センターの一部を再編・統合した人間環境学研究科(教育学部、工学部建築学科、健康科学センター、文学部人間科学科を基礎とした大学院研究科)の後身。
都市共生デザイン専攻
人間共生システム専攻
行動システム専攻
教育システム専攻
空間システム専攻
実践臨床心理学専攻(専門職学位課程)

法学府 Edit

法政理論専攻

法務学府(法科大学院) Edit

実務法学専攻(専門職学位課程)

経済学府 Edit

経済工学専攻 Edit

経済システム専攻 Edit

産業マネジメント専攻(専門職学位課程、ビジネススクール) Edit

理学府 Edit

物理学専攻 Edit

化学専攻 Edit

地球惑星科学専攻 Edit

数理学府 Edit

 従前の理学研究科数学専攻、工学研究科の一部、旧教養部の数学教室を再編・統合した数理学研究科の後身。

数理学専攻 Edit

システム生命科学府 Edit

システム生命科学専攻 Edit

  • 通称SLS。
  • 九州大学の新たな生命科学研究の拠点を形成するために、医学、工学、理学、農学、生体防御医学研究所、先導物質研究所の研究室が参画して発足し、バイオインフォーマティックスなどの先端技術を取り入れた新たな生命科学の発展を目指している。
  • 「医学・生物学」と「情報科学・工学」という複数の素養を持つ学際的な人材を養成するために、平成15年4月に発足し、その後、平成20年4月に再編成を行い、5講座編成(生命情報科学講座、生命工学講座、生命医科学講座、分子生命科学講座、生命理学講座)になった。2021年の再編を経て、現在の4講座編成になっている。
  • システム生命科学府の特徴として、(1)5年一貫制博士課程(博士前期課程相当D1、D2、博士後期課程相当D3、D4、D5)の学際的、融合的大学院である、(2)基礎から応用に渡る広範な生命科学を包括する教育組織をつくり、5研究院(システム情報科学研究院、工学研究院、理学研究院、医学研究院、農学研究院)、2研究所(生体防御医学研究所、マス・フォアインダストリ研究所)、1センター(稲盛フロンティア研究センター)、及び1教育院(基幹教育院)に所属する教員が教育を担う、(3)多様な分野からの出身者に学際教育を施すため、出身分野とは異なる分野の基礎知識を習得させ(たすきがけ教育)、その後、専門知識の深化を図る、(4)生命倫理学を必修科目とする、などが挙げられる。
  • 農学研究院から4つの研究室が参画した。
  • 2008年度からは理学研究院生物科学部門の全研究室が参加し新しい展開を行っている。

生命情報科学講座 Edit

生命工学講座 Edit

細胞制御工学
 農学研究院細胞制御工学教室(生命機能科学部門システム生物工学講座細胞制御工学分野)が大学院教育を担当。片倉喜範教授。

生命医科学講座 Edit

分子生命科学講座(廃止) Edit

生命理学講座(廃止) Edit

生物科学講座 Edit

医学系学府 Edit

医学専攻
医科学専攻(修士課程)
保健学専攻(修士課程)
医療経営・管理学専攻(専門職学位課程)

歯学府 Edit

歯学専攻

薬学府 Edit

医療薬科学専攻
創薬科学専攻

工学府 Edit

《 2021年4月以降入学者 》
材料工学専攻
応用化学専攻
化学工学専攻
機械工学専攻
水素エネルギーシステム専攻
航空宇宙工学専攻
量子物理工学専攻
船舶海洋工学専攻
地球資源システム工学専攻
共同資源工学専攻
土木工学専攻
《 ~2020年度入学者 ↓ 》
物質創造工学専攻
物質プロセス工学専攻
材料物性工学専攻
化学システム工学専攻
建設システム工学専攻
都市環境システム工学専攻
海洋システム工学専攻
地球資源システム工学専攻
共同資源工学専攻
エネルギー量子工学専攻
機械工学専攻
水素エネルギーシステム専攻
航空宇宙工学専攻

芸術工学府 Edit

芸術工学専攻
デザインストラテジー専攻

システム情報科学府 Edit

《 2021年4月以降入学者 》
情報理工学専攻
電気電子工学専攻
《 ~2020年度入学者 ↓ 》
情報学専攻
情報知能工学専攻
電気電子工学専攻

総合理工学府 Edit

《 2021年4月以降入学者 》
総合理工学専攻
《 ~2020年度入学者 ↓ 》
量子プロセス理工学専攻
物質理工学専攻
先端エネルギー理工学専攻
環境エネルギー工学専攻
大気海洋環境システム工学専攻

生物資源環境科学府 Edit

資源生物科学専攻 Edit

農業生物科学教育コース
動物・海洋生物科学教育コース

環境農学専攻 Edit

森林環境科学教育コース
生産環境科学教育コース
サスティナブル資源科学教育コース

農業資源経済学専攻 Edit

農業資源経済学教育コース

生命機能科学専攻 Edit

生物機能分子化学教育コース
生物化学、水族生化学、海洋資源化学、生物物理化学、植物栄養学、農業薬剤化学、ゲノム化学工学

システム生物工学教育コース
遺伝子制御学、細胞制御工学、合成生物学、発酵化学、微生物工学、土壌環境微生物学、生物機能デザイン、バイオプロセスデザイン、家蚕遺伝子資源学、植物遺伝子資源学、微生物遺伝子資源学

食料化学工学教育コース
栄養化学、食糧化学、食品分析学、食品製造工学、食品衛生化学

統合新領域学府 Edit

ユーザー感性学専攻
オートモーティブサイエンス専攻
ライブラリーサイエンス専攻

研究院(大学院) Edit

 研究組織としての組織

人文科学研究院 Edit

哲学部門
歴史学部門
文学部門

比較社会文化研究院 Edit

環境変動部門
社会情報部門
文化空間部門

人間環境学研究院 Edit

人間科学部門
教育学部門
都市・建築学部門

法学研究院 Edit

基礎法学部
公法・社会法学部
民刑事法学部
国際関係法部門
政治学部門
実務法学部
経済学研究院
経済工学部
産業・企業システム部門
国際経済経営部門
産業マネジメント部門
言語文化研究院
言語環境学部門
国際文化共生学部門

理学研究院 Edit

物理学部門
化学部門
地球惑星科部門
生物科学部門

数理学研究院 Edit

数学部門
数理科学部門

医学研究院 Edit

基礎医学部
先端医療医学部
臨床医学部
分子生命科学部門
医学教育学部門
保健学部門

歯学研究院 Edit

歯学部門
薬学研究院
臨床薬学部門
創薬科学部門

工学研究院 Edit

化学工学部
応用化学部門
材料工学部
社会基盤部門
環境社会部門
海洋システム工学部
地球資源システム工学部
エネルギー量子工学部
機械科学部門
航空宇宙工学部

芸術工学院 Edit

デザイン人間科学部門
コミュニケーションデザイン科学部門
環境・遺産デザイン部門
コンテンツ・クリエーティブデザイン部門
デザインストラテジー部門

システム情報デザイン科学研究院 Edit

情報学部門
情報知能工学部
情報システムエレクトロニクス部門
電気システム工学部
I&E[注 3]ビジョナリー特別部門

総合理工学研究院 Edit

融合創造理工学部
エネルギー物質科学部門
エネルギー理工学部
エネルギー環境創成工学部
流体環境理工学部

農学研究院 Edit

資源環境生物科学部門
環境農学部門
農業資源経済学部
生命機能科学部門(旧・遺伝子資源工学部門)

システム生物工学講座

 細胞制御工学分野(細胞制御工学教室)
   教授 片倉 喜範
   助教 照屋 輝一郎

  • 2000年大学改組により大学院農学研究科から農学研究院遺伝子資源工学部門に所属することとなり、2003年からは新設された九州大学大学院システム生命科学府システム生命科学専攻に農学研究院から参加した4つの研究室の一つとして参画し、生命工学講座の大学院教育を担当することとなった。

 合成生物学分野

生体防御医学研究所 Edit

マス・フォアインダストリ研究所 Edit

稲盛フロンティア研究センター Edit

キャンパス Edit

六本松地区 Edit

  • かつて福岡県福岡市中央区六本松に所在していた九州大学のキャンパスのひとつ。六本松キャンパスとも呼ばれていた。
  • 六本松地区は、1921年(大正10年)に旧制(官立)福岡高等学校が創立された地であり、1949年(昭和24年)の新制九州大学発足時に旧制福岡高等学校が統合されたことに伴い、九州大学の一部(九州大学福岡高等学校)となった。
    1963年(昭和38年)に教養部が置かれて以来、長きにわたり九州大学の教養課程の中心となり、1994年(平成6年)に教養部が廃止された後も全学教育(一般教養教育)が実施されていたが、伊都地区への移転により2009年(平成21年)9月29日に閉校となった。
  • 跡地は2010年(平成22年)3月に独立行政法人都市再生機構 (UR) に売却された。
  • 再開発により、北側には福岡市科学館九州大学法科大学院、商業施設、住宅等が入る複合施設「六本松421」が、また、南側には福岡高裁、福岡地裁、福岡地検等の司法関係施設が建設されている。
  • 北側部分は、2014年2月にJR九州が落札、複合施設(六本松421)、分譲マンション(MJR六本松)と老人ホーム(SJR六本松)は2017年(平成29年)に完成した。
  • 2017年、九州大学法科大学院が「六本松421」の3階部分に移転した。
    • 法科大学院は2004年、当時の箱崎キャンパス(福岡市東区)に設立された。
    • 2017年(平成29年)9月25日に開講した。
    • 2027年度に伊都キャンパスに移転する。

箱崎サテライト Edit

  • 旧・箱崎キャンパス(箱崎地区)。
  • 地区内は理系地区と文系地区に分かれていた。
  • 理系キャンパスには旧大学本部や旧法文学部棟など戦前の建物が多く残っていた。
    • これらの多くは建築家倉田謙の手になるもので、九州大学赤本の表紙にもなって親しまれた旧工学部本館(1930年竣工)も倉田の設計である。
  • 地区の学生寮としては男子寮の松原寮、女子寮の貝塚寮があった。
  • 福岡空港16番滑走路に着陸する直前の飛行機が真上を通過している。
  • 2018年(平成30年)9月に全学部・大学院の移転が完了した。
  • 理系地区の一部区域にある旧工学部本館、旧本部第一庁舎、旧本部第三庁舎正門門衛所正門については保存され、旧工学部本館は2018年10月以降も九州大学総合研究博物館九州大学大学文書館が利用している。
  • UR(都市再生機構)が道路などの都市基盤を整備し、公園、小学校を配置。
  • 事業者を公募して住宅や商業施設などを造る計画である。
    • 2023年3月までに道路が整備され、同年4月から事業者の公募が始まった。

病院キャンパス Edit

  • 病院地区は、馬出(まいだし)地区、堅粕(かたかす)地区とも呼ばれる。
  • 京都帝国大学福岡医科大学の母体となった縣立福岡病院の跡地である。
  • 九州大学内では最も歴史が古い地区である。
  • 2009年(平成21年)9月に、総工費1千億円を費やし、着工から11年かけて建設された新病院棟が完成した。

筑紫キャンパス Edit

大橋キャンパス Edit

  • 福岡県立筑紫丘高等学校の用地・建物を転用した旧福岡学芸大学(現福岡教育大学)福岡分校の跡地。
  • かつての九州芸術工科大学。
  • 2003年(平成15年)10月、九州芸術工科大学が九州大学と統合し、芸術工学部九州大学芸術工学部に、大学院芸術工学研究科は九州大学大学院芸術工学府・同研究院となった。
  • 所在地はそのままで、キャンパスの名称は九州大学大橋キャンパス(大橋地区)である。
  • 大橋、筑紫地区男子学生を対象とした学生寄宿舎として井尻寮が設置されている。

伊都キャンパス Edit

  • 2005年から2018年にかけて箱崎キャンパスからの移転が完了した。
  • 東京ドーム51個分という破格の広さ。キャンパス単体で見ると日本で一番広い大学。
  • できたばっかりなので全国の国公立大の中でも屈指の綺麗さ。
  • そのキャンパスの風貌を見ると一度は行ってみたいと思える外観となっている。
  • 一方でアクセスの悪さは全国屈指。旧帝大の中では最悪だろう。
  • 最寄駅はJR九州筑肥線九大学研都市駅だが、キャンパスまで徒歩約1時間である。
    • 駅名から「九大」の文字を消した方が良い。
    • そのため、バスが必須。九大学研都市駅から昭和バスが、博多駅から西鉄バスが利用できる。
    • 九州大学伊都キャンパスの玄関口であるが、当駅から同キャンパスまでは5 kmほど離れており、駅とキャンパスの間を徒歩で移動することは一般的ではない。交通手段としてはキャンパスへの路線バスが運行されているほか、タクシーも常駐している。(「九大学研都市駅」Wikipediaより)
  • 深夜まで研究や課題をして疲れた人のためか仮眠室が設置された。理系に優しい?裏を返せばブラック。

別府キャンパス Edit

  • 九大別府病院がある。

特徴 Edit

入試 Edit

概要 Edit

  • かつては標準問題の出題が多く、旧帝大にしては対策しやすかった。
    • そのため、医学部は高偏差値の割に共通一次~センター試験がたまたまよかった現役生がポッと受かることがあった。
  • 近時は、全般的に入試問題自体がアホみたいにかなり難化している。
  • 医学部医学科では、2019年度入試よりセンター生物縛りがなくなったが、相変わらず物理・化学必須である。

英語 Edit

  • 2019年度入試では、英語での要約問題が復活するなど、全体的に傾向が変化した。

数学 Edit

  • 2018年度入試から、小問なしの問題が増え、問題自体の難易度も格段に高くなった。以前よりも対策が必要である。
    • 2019年度入試の問題は一部では京大レベルと騒がれている。
      • 2019年度の理系数学の入試解答速報では駿台、河合塾代々木ゼミナール、北九州予備校が必要な論証が書かれておらず部分点止まり。いわば全滅した。
      • すぐに駿台は訂正が入った(米村大先生のお陰だろうか・・・)。
      • 元九大千葉逸人准教授(現・東北大教授)に「ぐうの音も出ないほど完璧」と仰って頂けるほどの解答に仕上がっている。

国語 Edit

物理 Edit

化学 Edit

生物 Edit

出身者 Edit