有機化学特講 のバックアップ(No.8)
冬期講習
【2020年度名称変更】
設置校舎
高卒全校舎
概要
- 元々は、『化学特講I(有機化学の完全征服)』だった。
- 1997年度はまだ『化学特講I(有機化学の完全征服)』。
- ?年度に『化学特講I(有機化学の完全征服)』から『化学特講III(有機化学の完全征服)』に名称変更された。
- 2020年度に『化学特講II(無機化学の重点整理)』の廃止に伴い、『化学特講III(有機化学の完全征服)』から『有機化学特講』に名称変更された(名称復帰?)。
- 電子論を用いて有機化学を体系的に理解することが目標。
- 受験レベル+αを解説する講座である。
特徴
- 講座自体は非常に良質で、ある程度のレベルの学生ならば有機化学の実力は最高レベルまで引き上げられる。
- 誤解されがちだが、この講座に付いて行くだけならば、夏期の『化学特講I(計算問題)』ほど高いレベルは要求されない。
- しかし、冬期講習としてはかなり重い。センター試験に自信があり、ギリギリまで二次力を付けていきたい人や、受験以降の先を見据える余裕のある人
orもう1年浪人する計画で勉強している人でない限り勧めることは出来ない。
- しかし、冬期講習としてはかなり重い。センター試験に自信があり、ギリギリまで二次力を付けていきたい人や、受験以降の先を見据える余裕のある人
- 電子論を初めて知るという人には、時間的余裕を考えても、とてもお勧めできない。
- 石川正明先生担当でも一番小さい教室が使われる程受講者が少なかったこともある。
- そして、1時間毎に数人ずつ消えていく(授業が悪いと言う訳では決してない)。
- 嶋田竜人先生曰く、「(申込締切が連発する)石川正明先生担当分の講座でさえ当日申し込みをしたとしても、空いているくらい人はいないです。講座が近づいてきて、各教科のセンターが固まってると思うのなら受けなさい。」
テキスト
- 作成は石川正明先生。
- 分厚いテキスト。
- 2019年度は403ページ。これは駿台のテキストの中でトップレベルで分厚い。
- 参考用に最初の章に混成軌道について書いてあるが自習扱い。
- 物質の名前の英語名での付け方も書いてある。
- 駿台文庫の「原点からの化学シリーズ」の『有機化学』と構成は似ている(著者が同じなので当たり前)。
- 以前は「付録、解答・解説集」が別冊だった。
授業
- 予習で分厚いテキストを読んでいることが大前提。
- 細かい所を中心に説明してから講義用問題を解く。
- 有機全分野扱うため、どの先生で受けても講義の説明時間に余裕はなく、延長して何とか終わる。
- 時間が被らないように前後に授業は入れない方が良いだろう。
担当講師
- 基本的には講師の担当が多い
ので山下幸久先生や高田幹士先生、伊達正人先生らの担当分設置を求める声も多い。- 2013年度までは山下幸久先生と伊達正人先生の担当もあった。
- 山下幸久先生の担当を求める声は非常に多い。師の担当分がないためにこの講座の受講を止める生徒もいるほどである。
- 高卒生は師から脂肪族〜芳香族分野の有機電子論を用いた解説を聞くことが不可能で、プリントも入手困難なためであると考えられる。
- この声が駿台教務および山下幸久先生本人に届くことはあるのだろうか?(師は夏の『化学特講I(計算問題)』内でもう冬の化学特講は担当しないとおっしゃっていた。)
そのうち学研プライムゼミで似たような講座を出すかもしれない。
- 毎日1時間以上延長する【SHG】となる。(それでも最後の医薬品等までには到達出来ない。そもそも先生達はこのテーマがそんなに重要でないと考えておられるので、解説するとしても軽め。)。
- 山下幸久先生曰く、夜のコマでの延長記録は23時半までとのこと。しかし、真偽は不明。22時半までしたことは確か。
- 若手ではあるが、アドバイスをもらった(本人談)ため、非常に分かりやすい。
- 現役生の受講が多め。
- 授業はおかがくのーとと手書きの演習問題解説プリントを用いて行われる。
- 身の回りのものとリンクさせることで理解が深まりやすくなる。
- 受験におけるテクニックをバランスよく教えてくれる。
- ジャイアンが大活躍である。(詳しくは受けてのお楽しみ)
- 毎日30分程延長する。
白井康寛
丸の内校
設置一覧
【2019/20年】